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イースターが終わり春の訪れを感じていた4月下旬。
朝夕は気温が一桁まで下がり冷え込みますが、日中は暖かい日が続いていました。
冬が過ぎ去り春が来て、レストランでもテラス席が賑わう季節です。
緑豊かな国なので街じゅうに緑があふれ、
国立公園や山の木々には若葉が芽吹き、着々と季節が移り変わっていきます。
上の写真は5月に入ってから撮影したボリソヴァ国立公園の写真です。
ちなみには2月に撮影した同じくボリソヴァ国立公園の写真は下の通りです。
(※全く同じ場所での撮影ではありません。)
3ヶ月で全く違った景色になりました。
緑の芽吹く勢いに日々驚かされています。
けれど5月に入ってからはまた急に日中も冷え込む日が出てきました!
気温のアップダウンも激しく体調を崩す人も増えています。
先週の日曜は曇っていたと思ったら、急なゲリラ豪雨があったり、
一昨日は最高気温が7度でまるで冬が戻ってきたかのような寒さ。
街行く人の服装を見ると冬に逆戻りしたかのようにダウンや毛糸の帽子をかぶっていました。
Vitosha山の頂上付近は一度は雪が溶けたのに、一昨日また新雪が舞ったらしく、雪をかぶっています。
ブルガリア1年目の私はひょっとして異常気象なのでは?と驚きましたが、例年この時期はすっきりしないお天気が続くことが多いようです。
ブルガリアの気候を調べてみると5月、6月は年間降水量が最も高くなる時期でした。
とはいえ日本の梅雨とは違って、しとしと雨が降り続けることはあまりなく、
強めの雨が降って、1〜2時間程度で止むことが多いです。
ヨーロッパでは雨でも傘をささない人が多くコート類のフードをかぶることが多いと言われていますが、
この時期のブルガリアでは雨の日には傘が必要です。
雨が降ると一気に気温が下がるのでご注意ください。
一方、雨が上がり日が射し始めるとまぶしくて目がくらむほどです。
4月に入ってからは紫外線対策の日焼け止め・日差し対策のサングラスが必要になりました。
日本で日差し対策といえば日傘もメジャーですが、こちらでは日傘を利用している人はほとんどいません。
その代わり、3月下旬から街行く人を見ていると、サングラスをかけている割合がぐっと高まりました。
5月末から6月にかけてはカザンラクという地域にてバラ祭りが行われます。
そのためこの時期ブルガリアにいらっしゃる方も増えるかと思います。
お越しの際には、雨具やストールなどの防寒具、それと日差し対策グッズをご持参されることをおすすめします。
追記(2019/5/10)
周囲のブルガリア人に確認したところ、この時期に天気が悪いこと自体は普通だけれど
冬のような寒さ自体は異常気象の影響とのことでした。
例年、雨は降るけどこれほど寒いことはないようです。