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香港は7月から8月は学校が夏休みということもあり、友達同士、大人と子どもが一緒に参加できるイベントがたくさん開かれています。まずは7月半ばに開催される「Book Fair」です。開催期間中に100万にが訪れるというお化けイベントで、その集客力を見込んで、最近は観光系の会社がブースを出すほどです。なぜこんなに人気かと言いますと、やっぱり本が定価より安く売られているからです。日本人でも中国語を習いたい人であればテキストブックを安く買えますし、下の写真のように中国語で日本のことが書かれた本もあります。中国語や英語のがわからなくても、アート系の本とかも充実していますので、言葉の壁はあまり心配する必要はないでしょう。
ブックフェアが終わった後のイベントが「e-Sports and Music Festival Hong Kong」と「AGCHK」というイベントが同時開催されます。前者は日本でもeスポーツが人気を集めまじめましたが、香港は大きな大会が開かれますし、ヴァーチャルリアリティーのを含めいろいろなゲームを楽しむこともできます。後者は日本が誇るサブカルチャー、アニメと漫画のエキスポです。海外で日本のサブカルチャーのすごさを実感できると思います。
「Food Expo」は8月中旬に行われる食の祭典。世界中の料理がその場で売られて食べられるほか、食材も売られているので家に帰ってから食べようとする人でいっぱいです。「出前一丁」と「カップヌードル」が深く浸透している香港では日清食品は大きなブース構えていて、限定グッズなどがもらえたりしています。世界の味が堪能でき、食材の一部はお土産として使えると思います。また、このイベントはシリアスな食品のビジネスの商談会などもあって日本の専用ブースもあります。日本食に興味のある世界中のバイヤーがここで買いつけを行っています。このように「Food Expo」はB to CとB to Bの両方がある大きなイベントで小生も毎年取材していますが、2019年は吉川貴盛農林水産大臣(下の写真1列目の左から4番目)が香港の会場に来て視察していました。
これらすべての会場は湾仔(Wan Chai)にある会議展覧中心(HKCEC)というところ。香港のど真ん中にあります。いずれも20ドル~50ドルの入場料できます。今はデモの件がありますが、来年は落ち着いていると思われるので、2020年以降、夏場の香港に訪れることがあれば、こういったイベントがあると選択肢が広がるかと思います。