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そのため首都ソフィアの住宅地でさえブドウの木を見ることができます。
今回はブルガリアワインの産地であるメルニックの村のご紹介です。
実は世界で有名なブルガリアワイン
ブルガリアワインの歴史は実はフランスよりも古く、紀元前6世紀頃から作られていたと言われています。
その理由はブルガリアの気候。大陸性気候と地中海性気候の影響を受けるブルガリアは、ブドウを育てるのに適した環境です。
ブルガリア全土にはさまざまなワイナリーあり、ワイン産地としては5つのエリアに分けられています。その中大きく分けるとバルカン山脈を境として北側は白ワイン、南側は赤ワインが多く作られています。
ギリシャとの国境近くにあるメルニック
今回ご紹介するメルニックの街は南側のマケドニア地方にあり、この地域の固有種であるメルニックというブドウの名産地!
メルニックの街ではメルニックのほかにカベルネ・ソーヴィニヨン、メルローなど赤ワインに適したブドウの栽培が盛んです。
ブルガリアの中でも南側に位置するメルニックの街はギリシャの国境から近く、前回こちらのブログで紹介したサンダンスキーの街から車で約20分の場所に位置しています。
この地域はリラの僧院とも比較的近いため、ソフィア発リラの僧院&メルニックの村(ワイナリー)というツアーもあります。
ワインのほかに砂岩のピラミッドも有名とのことで、メルニックの街(村?)に行く途中には地層が見えるような山肌が露わになった景色を見ることができました。
メルニックの街を探索!
メルニック自体は小さな街で30分くらいあれば回ることができます。
小川を挟んで赤いレンガ屋根の家やホテルが立ち並び可愛らしい雰囲気でした。
その街の中心部は観光地化されており、お土産屋さん・ワイン屋さん・ホテル・レストランのいずれかでした。
車で訪れる人も多いためか、たくさんの車が路駐してあります。
お土産屋さんではナッツのハチミツ漬けやジャム、ブルガリア土産(刺繍など)、子供用のおもちゃなどが売られていました。
このナッツのハチミツ漬けを購入したのですがヨーグルトに入れてもそのまま食べても美味しかったです。次回行く機会があれば大きいサイズを購入しようと心に決めました。
歩いているとワイン屋さんの看板を発見。
ラズベリーワイン・ローズワイン・いちじくワインなど少し変わったワインも販売していました。
また入り口には可愛い形のワイン入れやペットボトルに入ったワインが売られていました。
1個40levであまりの可愛さについ1つ購入してしまいました。
家のインテリアにもおすすめです。
お店に入って驚いたのはペットボトルいりのワインがずらっと並んでいること。
きちんとラベル漬けされた瓶入りのワインが約20~30lev程度で売られているのに対してペットボトルのワインは小さいものでたったの5lev!
そのルックスに衝撃を受けつつ、試しにロゼのペットボトルワインを購入しました。
軽くて飲みやすかったです。
メインの通りのすぐ近くにワイン博物館があるとのことで行ってみたいと思ったのですが、予想外の暑さに子供達がバテてしまい、レストランに入って帰宅しました。
レストランについては残念ながら小さなお店でWebサイトなどがないので詳しくご紹介できないのですが、ブルガリア料理にメルニック名産のワインが相性よく美味しかったです!
どこのレストランでもそれぞれ自慢のワインを置いているので訪れる際にはぜひ試してみてください!
今回はブルガリア南西部にあるワインの名産地メルニックのご紹介でした。
小さな街ながら見どころもたくさんあり楽しかったです。
いつかワイナリーにも行ってみたいと思います。