2019ソウルドラマアワードが開催＿アジアスター賞に三浦春馬さんが受賞

今年で14回目を迎える【ソウルドラマアワード】が、8月28日に慶熙大学平和の殿堂で開催されました。

今年は61カ国270作品の応募された作品の中から、ドラマ大賞にはイスラエルのドラマ【On The Spectrum】が、最優秀男優賞には今年の春に放送されていた韓国ドラマ【特別勤労監督官 チョ・ジャンプン】のキム・ドンウクさんが、最優秀女優賞にはドイツのドラマ【バウハウス（Bauhaus）】のアリシア・フォン・リットベルクさんがそれぞれ受賞。

最優秀男優賞を受賞したキム・ドンウクさん。

韓流ドラマ最優秀作品賞には、今年春に放送された視聴率20％越えの人気ドラマ【熱血司祭】が選ばれ、男優賞には同ドラマ主演のキム・ナムギルさんが、女優賞には去年の末から今年の初めにかけて放送されたドラマ【皇后の品格】主演のチャン・ナラさんが受賞しました。

韓流ドラマ男優賞を受賞したキム・ナムギルさん。

韓流ドラマ女優賞を受賞したチャン・ナラさん。

そんな中、今回日本からは三浦春馬さんがアジアスター賞を受賞しました。

悪化する日韓関係の中で、主催関係者も彼の受賞コメントで、

彼がなにかしら悪影響などを受けてしまうのではないかと心配していたようですが、

流暢な英語で、「エンターテインメントは人々を結びつける力があると思う。今後も作品活動を通じて、アジアの国々の絆を強める役割を担い続けたい。この場に立たせていただいたことで、より一層韓国の皆さんへの敬意と愛情を持った」と受賞の感想を語り、主催者側も「日本の人気俳優がこのような発言をするのは驚くべきこと」と話していたようです。

ちなみに、今回のソウルドラマアワーズの受賞結果は、次の通りです。

最近、文化交流レベルでも交流は続けていくという動きも大きく、

8月23日から9月1日まで開催された【第7回釜山国際コメディフェスティバル】では、吉本興業所属の芸人

ウエスPやアキラ・コンチネンタル・フィーバー、吉本興業とのコラボお笑いアイドルKOKOONなどが出演して

日本と韓国の芸人さん達が同じステージに立ったり、

演劇界においても劇団かかし座と韓国人形劇団芸術舞台サンが共同制作した人形劇「ルル島の秘密」が、

8月6日～25日まで芸術の殿堂で開催され、9月から10月にかけても果川および仁川公演が開催される予定です。

このように両国の地道な文化交流に尽力する人達のニュースなどを見るたびに、最近はより一層敬意を感じます。

早く、両国の関係が回復することを心より願いつつ…。