南半球で一番大きなロベザールのクリスマスライト・ディスプレイ

南オーストラリア・アデレードから、さくら麻美がお届けするアデレードレポート。 今回は南半球で一番大きなクリスマス・ライトアップイベントを紹介します

市内アデレードから約40km離れた町、Lobethal（ロベザール）。

林に囲まれた人口2000人ほどの小さな町なのですが、12月に入るとにぎやかになります。

その理由は、60年間続いている The Lights of Lobethal（ザ・ライト オブ ロベザール）というクリスマスライトアップがあるためです。

コミュニティーのクリスマスディスプレイのイベントとしては、南半球で一番大きいのだそう。

↓Christmas Lane（クリスマスレーン）という小道の奥にある家庭の一番手の込んだクリスマスライトアップ

「どこかで綺麗なクリスマスライト見られるところない？」と聞くと、ローカルの人々が真っ先に教えてくれるとってもポピュラーなライトアップです。

この町の何百件もの家が個性豊かにライトを飾られます。

日暮れ前では余裕で停められた駐車場も、時間と共に混雑。夜になると満車どころか、メインの通りは大渋滞。

車で走りながらの見学は無理のようなの、で歩いて見学することに。

こちらでは、家の門側に庭がある家庭が多く、通り道の両脇が綺麗にライトアップされています。

実は南オーストラリア州は、世界でも電気代が高いことで知られる場所です。それでも長い間、ライトアップを続けてこられたのは、地元の人たちのクリスマスを楽しもうという強い思いとスポンサーのお蔭のようです。

ライトアップのない時では、30分もあれば歩けてしまう町ですが、ライトアップを見ながら歩くと時間がたつのも忘れてしまうほど。

車の多さは気になるものの、1ヵ所でたくさんのライトアップが楽しめてしまうのがこのイベントのよいところです。

ライトアップは12月31日まで続きます。アデレードにお越しの際は、行ってみてくださいね。

ライトアップ情報：The Lights Lobethal 12月8～31日（日没後～23:00）

※ただし日没後は道路・駐車場共にかなり渋滞しますので、アデレードシティからのツァーバスのご利用をおすすめします。

Essay Bus Hire tour 運行期間 12月15～23日 アデレード市内18:00出発 23:40アデレード到着（要予約）