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カトマンズの東に延びるBPハイウェイは、日本の援助のもと、大変な作業を乗り越え約20年かかり2015年に全線開通した、カトマンズの東からネパール南部に抜ける約160㎞の道です。日本人にはシンズリ道路の名で知られています。
途中、急カーブが続く道の壁に、たくさんの鏡が掛けられている場所があり目を奪われます。
かつてこの場所で崖下転落事故が多発したことを受け、セティデビ女神を祀り、鏡を寄進することで事故がなくなったとのこと。儀式や祠の設置には、当時道路を建設していた日本の会社もかかわっているそうです。
今でも、交通安全目的で鏡を寄進するドライバーが後を絶ちません。鏡には、自分の車やバイクのナンバーが書かれているのが特徴的です。
通るたびに鏡の数が増え、独特の雰囲気が漂う場所です。