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ネパール|鏡を寄進し交通安全祈願。シンズリ(シンドゥリ)道路のセティデビ寺院(ミラーテンプル)

春日山 紀子

春日山 紀子

ネパール特派員

更新日
2019年9月22日
公開日
2019年9月22日
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カトマンズの東に延びるBPハイウェイは、日本の援助のもと、大変な作業を乗り越え約20年かかり2015年に全線開通した、カトマンズの東からネパール南部に抜ける約160㎞の道です。日本人にはシンズリ道路の名で知られています。

途中、急カーブが続く道の壁に、たくさんの鏡が掛けられている場所があり目を奪われます。

かつてこの場所で崖下転落事故が多発したことを受け、セティデビ女神を祀り、鏡を寄進することで事故がなくなったとのこと。儀式や祠の設置には、当時道路を建設していた日本の会社もかかわっているそうです。

今でも、交通安全目的で鏡を寄進するドライバーが後を絶ちません。鏡には、自分の車やバイクのナンバーが書かれているのが特徴的です。

通るたびに鏡の数が増え、独特の雰囲気が漂う場所です。

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