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所用で日曜日からロサンゼルスに行ってたので、月曜日グランド・プリンセス (Gプリンセス)の入港の様子を見逃してしまいました。土壇場になって、オークランド住民が反対の意を唱えたりしたようですが、何とかオークランド港に停泊できたよですね。
それにしてもベイエリアの渋滞は酷いもんです。
10日(火)朝6時過ぎに、ベイエリアに差し掛かったんですが、シリコンバレーのベッドタウンのモーガンヒル(Morgan Hill)は既にこの渋滞><
普段は交通情報でしか把握してないエリアですが、まだ暗いうちからこんな渋滞じゃ通勤事情に不満爆発!
朝夕の渋滞が全米で最も酷い場所がベイエリア、よ〜〜く分かりました。
そして朝8時、ベイブリッジ周辺。
朝の渋滞とGプリンセスの見物渋滞(?)で写真に収める事ができました。
停泊しているのはコンテナ用のターミナルのバース(Berth)22は、400m長さの船まで着岸できる場所です。
"バース"って、荷物の積み下ろしをするためだけの接岸地で、船の駐車場みたいな所。他に関連施設がない場合は専門用語(?)でバースと呼ぶそうです。(係留施設がある場所は"埠頭(波止場/Wharf.Dock)"ナルホド)ここは、オークランド港でも大きな敷地なので、大型車両の行き来も簡単だし、直ぐフリーウェイだし、テンポラリーな施設が簡単に設営撤収できる利点がある。船をつける以外の施設が全くない場所です。ここから隔離施設があるトラビス空軍基地(Travis Air Base)までは車で30分、渋滞回避すればもっと早い。
↑以前撮影したものですが、
Gプリンセスが係留されてる付近の様子、殺風景…
ベイブリッジ料金所手前くらいになると、船首の模様もはっきり見えます。運行会社のプリンセスクルーズ社が1968年以来使用してきたロゴマーク『シーウィッチ(Seawitch)』も確認できました。貨物専用の場所に豪華客船が係留されてる奇妙な光景です。
いやぁ〜本当大きな船です。
Gプリンセスは、全長285.5m、幅36メートル、1998年に竣工されています。完成当時は世界一のクルーズ船だったそうで、"グランドクラス"なゆとりあるスペースが売りのプリンセスクルーズ社(カーニバル社傘下)運航の豪華客船です。姉妹船は、ゴールデンプリンセス、スタープリンセス。日本で長期係留していたダイアモンド・プリンセス(Dプリンセス)の姉妹船かと思っていたんですが、プリンセスの名前繋がりであって、プリンセスクルーズ社には全部でプリンス何とかって船が16隻ある。そもそも"姉妹船(Sister ship)"っていうのが、同じ名前やデザイン・形もそうですが、同じ構造・性能で作られた一連の船で、シリーズ化された船。それでも内部システムなど造船時にはアップデートされてるので全く同じということはないのです。Dプリンセスは、日本で造船イギリス船籍。Gプリンセスは、イタリア生まれのバミューダ・ハミルトン船籍、船の戸籍をみても違いがはっきり!
ベイブリッジからピア27が見えます。
桟橋の最もアルカトラズ島に近い場所が母港接岸場所、Gプリンセスが接岸するはずだった…