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ブルガリアでは2020年3月8日に初の感染が確認され、11日には1名が死亡、現在23名の感染が確認されています。
この状況を受け、3月13日にはブルガリア政府より第二次世界大戦後初の緊急事態宣言が発令されました。
内容に関しては下記の通りです。
●本3月13日,ブルガリア国民評議会において緊急事態宣言が採択されました。右宣言には,今後1ヶ月間の間の措置として,教育機関,幼稚園,ナイトクラブ,スポーツイベント等を含む施設の閉鎖,国境・渡航制限,隔離措置違反に対する罰金導入等が含まれています。
●これを受け,ブルガリア保健省は学校休校や各企業がとるべき対応等について下記1~8の発表を行っています。
●在留邦人の皆様におかれましては,引き続き,所属先(学校や企業等)等からの案内に呉々も御留意ください。
●現時点でのブルガリア国内における感染確認は累計23名(うち1名死亡)です。
(外務省海外安全ホームページより引用:https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMailDetail.html?keyCd=81332)
つまり食料品店と薬局を除いてお店は閉まり、学校も休みになり、企業も基本的にはリモートワークが推奨されるという状況になりました。
渡航制限に関しては詳細は不明ですが、現時点でブルガリア国籍の人はすでに空港の使用を制限され、陸路ではセルビアの国境が封鎖されているとのことです。
この状況は2020年3月29日まで継続される予定です。
この宣言は3月13日午後に発令されたのですが、驚いたのがそのあとの人々の迅速な行動。
普段行列などあまり見たことがないのですが、スーパーマーケットや薬局に行列ができたり混んでいたり、買い物の際にはマスク&手袋を着用している人もちらほら。
薬局ではマスク&手指消毒用アルコールジェルが売り切れるなど、町はいつもと違った様子でした。
また何か新しい情報があればお伝えします。
現在ヨーロッパの多くの都市で非常事態宣言が出され、町が閉鎖される状況が起こっています。
1日もはやくこの状況が落ち着き、日常が戻って来ることを祈ってやみません。