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〈新型コロナウイルスに関する韓国の状況〉6日からソーシャルディスタンス(社会的距離)緩和

なかしまかずえ

なかしまかずえ

韓国特派員

更新日
2020年5月8日
公開日
2020年5月8日
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新型感染ウイルス拡大防止措置により、3月22日から宗教の集会や歓楽街や室内スポーツ施設の運営が制限されていた韓国ですが、5月6日から45日ぶりにソーシャルディスタンス(社会的距離の確保)から 日常生活内での防疫措置である「生活内での距離の確保 (Distancing in daily life)」措置へと緩和され、これまで運営中止となっていた図書館などの公共機関や歓楽街のナイトクラブおよび室内スポーツ施設などの運営が再開されています。

国としてはまだ完全に油断できないとした上で、

1.体調が悪い場合は、外出しない

2.人との距離を2歩以上とる

3.30秒間、手を洗う。咳が出る場合は、袖で防ぐ

4.毎日2回以上換気を行い、定期的に消毒

5.人と距離はとっても、気持ちは身近に

などの生活内での距離の確保措置の指針を出していますが、この数ヵ月外出を自粛され連休でもあったせいか、多くの人たちがマスクは着用しながらも外出を楽しんでいるようです。

しかし、5月6日に感染が確認された20代男性との接触者から15人の感染者が新たに発生し、まだまだ油断できない状況です。

現在リモート授業が行われている小中高校の学校登校も、進路などが急がれる高校3年生は13日から、高校2年生、中学3年生、小学1~2年生、幼稚園は20日から、高校1年生、小学3~4年生は27日から、中学1年生と小学5~6年生は6月1日から登校することになっています。

学校でも感染者がでないよう、マスクはもちろん教室内の机の間隔を広げたり、給食室での間隔を取るなど、学校での対処も行われるようですが、万が一、感染者が発生した際には、学校閉鎖となりリモート授業に戻されることになっているようです。

登校が始まっても、心配する親も多いようで、学校で感染者を出さないよう対処する学校や先生たちもたいへんのようです。

登校しなくても不安、登校が始まっても不安、早く安心して外出や登校できる状況になればなと思います。

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