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トゥクマンはブエノスアイレスから1250kmの北西にあります(東京から長崎ぐらいの距離ですね)。
1910年、日本人移住者が初めて入植しました。当時は日本人の花形職業、喫茶店経営に従事しました。
1933年からスペイン語で TINTORERIA といいますが、クリーニング店が開店。
1970年頃から花き栽培が始まりました。
この喫茶店、クリーニング店、花き栽培がアルゼンチンに移住した移住者の三大職業です。
1938年、トゥクマン日本人会を創設することにし、法人格を得て1959年10月4日トゥクマン日本人会がアルゼンチンの法の下、
正式に設立されました。日本人が何かあると寄り添う生活から。
(2019年敬老会)
(博物館での折り紙のデモストレーション)
(現在は上記のような密な行事は無理である)
現在はアルゼンチンの人々に日本のことを発信する役割を果たしています。
たとえば、アルゼンチンの独立記念日7月9日には世界中の移民コミュニティアの日本代表として参加します。
また、 Museo Padilla博物館ではひな祭りの展示を開催したり、定期的に日本語、折り紙、切り絵などの文化教室を開いています。
3月20日から全国完全隔離が大統領令で行われました。
(熱心に日本語の授業に出席するトゥクマンの若者--非日系が多い。残念ながら、これも3月20日から禁止になりもうすぐ2ヵ月)
すでに3月6日から授業は始まっていましたが、その兆候があったときから遠隔授業の準備をすすめ、講座6クラスは20日には40名余りの生徒たちと連絡と時間の調整を行い、週に1回の授業をZOOMというプラットフォームで開始しました。
*Kakeno Emiko 先生(Gifu-Ken)
* Ishimine Megumi先生 (Okinawa-Ken)
なお、トゥクマンは150万人の人口が2万2000平方キロメートルに住んでいます。およそ日本の北海道と同じ人口密度ですが、現在 COVID-19による累積感染者数は41名、ただし、24名が回復、残念ながら4名が亡くなりました。
現在は皆、必要な外出時にはマスクをして気をつけています。
こちらは日本人会会長の橋本さんの娘さんで役員の橋本さゆりさん。観葉植物温室経営者ですが、買いに来てもらうのも現在はままならないので経済的にもたいへんだということでした。
しかし皆さん、元気なところを見せてくれました。
お店を経営している人もいます。浜田家です(鹿児島県)。
鶏肉販売店なので閉めなくてもよかったのですがやはり衛生には気をつけて、またお客さまの対応も新型コロナウイルス対策プロトコルでのぞんでいるそうです。
浜田アレハンドラ先生は歯科医でトゥクマン小児病院に勤めています。
医療関係者もいます。
子供はリモートでネットで遠隔授業です。
日本人会の活動などもリモートで連絡会議です。
町はやはり人の気配が少ないです。
いろいろな方の元気なお顔を見せてもらいました。
なかでも比較的高齢のおふたりが橋本かずまささん(福岡出身)、かみやしげのぶさん(沖縄出身)、日本生まれの一世です。
この写真を送ってくれたトゥクマン日本人会の橋本さおりさんからのメッセージです
早く新型コロナウイルス対策隔離生活が終わって会員の皆と会い、一緒に時間を過ごしたいです。そして文化行事も行えることを
願っています。お元気で。トゥクマンからよろしくお願いします。
Y si, ojala termine pronto la cuarentena para poder reunirnos y compartir. Y también para poder realizar los eventos de difusión cultural.
Espero se encuentre muy bien, saludos desde Tucuman.
Asociación Japonesa de Tucumán
トゥクマン日本人会の皆さん! 新型コロナウイルスでたいへんななか、元気な笑顔を見せてくださりありがとうございます。
連絡先はこちらから
Asociación Japonesa de Tucumán
トゥクマンは トゥクマンの月というフォルクローレで有名であり、またエンパナダがおいしいところです。
アルゼンチンの美空ひばり的歌手のメルセデス・ソーサが生前トゥクマンにいつか一緒に行こうね、とすばらしさについて! 話してくれていました。
今度はトゥクマンのすてきなところも紹介しますが、10月予定していたアルゼンチン折り紙大会が来年に延期になったそうです。
またこの詳細をお伝えしますね。
左下に出ています。先般の世界健康祈願平和の折り鶴教室に参加してくれました!