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2020年6月9日と12日、16日のデモの可能性

武田 信晃

武田 信晃

香港特派員

更新日
2020年6月8日
公開日
2020年6月8日
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香港は2019年にデモが発生し、さらに香港を含めて世界中が新型コロナウイルスの影響を受けました。幸いなことに香港は2003年に猛威をふるった重症急性呼吸器症候群(SARS)の経験を活かして2020年6月7日現在、感染者は1107人、死亡者はわずか4人と世界的にみても感染拡大を抑えている都市です。

そういう状況でもあり、新型肺炎の影響で一時収まっていたデモが再び活発化し始めました。2019年後半にデモが吹き荒れるきっかけとなったのが2019年6月9日に行われた103万人が集まったデモです。数日後の12日にもデモが発生し、6月16日には200万人に達するデモが起こったことは、記憶に新しいところです。

香港人は誕生日などを含めて記念日的なものを記録したり祝ったりすることは定着しており、それはデモにも当てはまります。2020年の6月9日、12日、16日はデモが発生してもおかしくありません。いくつかの団体がデモや活動の申請をしていますが、現在は新型コロナウイルス対策で9人以上が集まることは許されていないので、それを適用して禁止される公算が大きいです。

ただし、個人的に集まった人たちがデモ活動をする可能性があるので、特に夜は旺角(Mong Kok)エリアを中心に気をつけた方がいいでしょう。

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