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▲封鎖されてるビルの壁
サンフランシスコの都市封鎖でベニヤ板が張られたと同時に、プラスティック板でカバーされてた張り紙がついていたのを眺めてみたら、ユニオンスクエア"プチ散策案内板"だった。
▲消えたギャップの看板
「フラァッドビルディング(Flood Building)」には、サンフランシスコのアパレル企業「ギャップ(GAP)」がありましたが、残念ながらクローズです。市内実店舗はチェスナッツストリート(2040 Chestnut ST)のみになったそうです(悲)
▲重厚なたたずまい
1904年サンフランシスコで最も大きなビルでした。1906年のサンフランシスコ大地震のサバイバーとしても、堂々と君臨してます。ケーブルカーのターンテーブル脇にあるのでご存知方も多いですね。エントランスもクラシカルで螺旋階段がとても印象的です。コロナの影響でかつてここにあった日系旅行社は拠点を移動させました。
▲セントフランシスホテル
地元では、"セントフランシス"として親しまれている。老舗ホテル「The Westin St Francis Hotel(335Powell ST)」は、1904年に完成。こちらもサンフランシスコ大地震に耐えました。
各国の要人、セレブ御用達ホテルであるのはもちろん、昭和天皇が宿泊されたホテルとして日本に紹介されたこともあります。
【セントフランシスのWEB/予約などは、こちら
▲カランシアター
パウエル通りとゲーリー通りあたりは、シアターディストリクト(Theater District)と呼んでいます。1922年にできた「カランシアター(Curran Theatre 445Geary ST)」は、初代持ちぬしカランさんの名前、セントフランシスの隣ブロックです。
再開の目処は立っていませんが詳しいことは、こちら
▲ユニオンスクエアの象徴
南北戦争時に、連合軍(Union Army)のサポートや話し合いがここらで行われたことから「ユニオン広場(Union Square)」と命名されました。この広場を中心に27ブロックを"ユニオンスクエア"って呼んでます。広場の真ん中に建っているのが「デューイ像(The Dewey Monument)」
▲メイデンレーン
何とか"レーン(Lane)"と聞くと、細いおしゃれな道を想像しちゃうんですが、このMaiden Laneは、まさしく欧米有名ブランドが並ぶハイエンドな小道です。道路や通りを、Street、Avenue、Boulevard……とかいろんな言い方しますが、ちょっと整理してみました。
基本的にはふたつの場所をつなぐのがロード(Road/Rd)ですね。でRdから外れた脇道をウェイ(Way)という。
そして、アベニュー(Avenue/Ave)とストリート(Street/St)の微妙な違いからほかも整理
Avenue: 道のどちらかに樹木か建物がある。並木道、並木のある大通り。
Street: 道の両側に建物がある。おおむねAveより狭い。
*一般的にはAve+Stは垂直にある。南北・東西*
ブルバード(Boulevard/Blvd): 町を通る広い道、両側に木や植物、緑地帯がある。中央分離帯がある。
ドライブ(Drive/Dr): 環境に合わせて作られた長めのカーブのある道。
Lane/Ln: 都市によくある狭い道、Blvdの反義語になる
ついでに……
Terrace/Ter: 坂の上から降りるような道
Place/Pl: 行き止まりの道
Court/Ct: 最後がくるりと回る循環
*だいたい住所にこの道ついてるところ、お家はお高めざんす*
細い道の英単語はまだあって……
Alley、Bay、Bend、Fairway、Gardens、Gate、Grove、Heights、Highlands、Knoll、Manor、Mews、Pathway、Trail、Vale、View、Walk……etc
もっと言い方があると思いますが、いつか英語の先生にでも聞いてみましょう。また同じ英語圏でも若干使い方が違ったりしますし、すべての道の意味の違いを説明できる人なかなかいません(だそうです)
話は思いきり脱線しちゃいましたが、メイデンレーンといえば、巨匠"フランク・ロイド・ライト(Frank Lloyd Wright)氏"の「サークルギャラリー(Circle Galley)」はブティックショップが建ち並ぶなかに、凛として存在。
▲外観はいたってシンプル
円形ギャラリー? 入口が円の3分の2くらいの形で、内部は螺旋状のスロープみたいになっている。1949年にできたサンフランシスコを代表する建築です。
▲サンフランシスコ噴水
芸術家といえば、噴水レディー(Fountain Lady)で有名な"ルース・アサワ(Ruth Aiko Asawa)さん"の「サンフランシスコ 噴水(San Francisco Fountain)」。両親が日本人のルースさんは、カリフォルニア州生まれの日系人。大戦中(1942年)は収容所で生活し、そこで芸術の勉強を始めました。ゴールデンゲートパーク内のデ・ヤング美術館(De Young Museum) にも展示してある彼女の作品の特徴は、ワイヤーを編み込んだ抽象的なオブジェ。これは戦後メキシコ滞在中に地元の人たちが針金からバスケットを作る様子がヒントだったそうです。現在は噴水のお水は出ていませんが、アップルストアとグランドハイアットの間ブロンズの噴水。機会があったら見てみてくださいね。
▲ノースビーチの風景
よく見ると、サンフランシスコ のいろんなところが描かれています(探し出すと止まらない)
▲ドラゴンズゲート
ユニオンスクエアのランドマークのひとつにあげられるのがチャイナタウンの入口にあるフォトショットプレースの「ドラゴンゲート(Dragon's Gate)」1969年に台湾から贈られたもの、翌年一般公開。いかにも中国的なデザインですよね。サンフランシスコ が舞台になる映画やドラマにはほぼ登場する場所です。
ケーブルカーのターンテーブル近くにあったホコリかぶったユニオンスクエアの観光案内板で、ひとりぼっちウォーキングツアーでしたが、いつの日か本当の観光客の方たちでいっぱいになりますように……
【ユニオンスクエアのビジネス再開案内】