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先日お伝えした2020年8月15日の光化門集会から拡大する新型コロナウイルス感染者ですが、300人台の新規感染者が続き、23~24日と200人台に若干減ったものの、26日には400人を超えたこともあり、30日から9月6日まで首都圏の防疫措置が強化されることになりました。
この強化期間ですが、内容は以下のとおりです。
1. 若者を中心とした活動の最小化として、一般飲食店とカフェは、午後9時から翌日午前5時まではテイクアウトもしくはデリバリーのみが可能。フランチャイズのコーヒー専門店の場合、営業時間に関係なく店内での飲食が禁止で、テイクアウトまたはデリバリーのみが可能です。
また、ジムやビリヤード場、ゴルフ練習場などの室内スポーツ施設の利用についても規制されます。
2. 地域社会の児童および学生の集団感染予防として学習塾も非対面授業のみが許可されます。
3. 死亡率の高い高齢層の感染予防として、首都圏の老人ホームなど高齢者施設の面会禁止。
訪問販売を行う不法販売や不法マルチ商法の摘発強化なども行われるようです。
もちろん、交通機関やすべてのショップ・飲食店などを利用する際は、マスクの着用、利用した者の名簿作成、2mのテーブル間の距離確保などが義務づけられます。
昨夜、光化門をちらりと訪れた際、まだ遅い時間帯ではなかったのですが、雨ということもあるのか驚くほど閑散としていました。
韓国では、だいたいどこの学校も短い夏休みが終わり、新学期を迎えていますが、小中学校は全校生徒の3分の1以下の登校、高校は3分の2以下の学生が登校することになっており、小学生の場合は2学年ずつ登校、中学の場合は1学年ずつ登校、高校の場合3年生は毎日登校で1年と2年が交互に登校するというようになっているようです。
ワクチンがまだ開発されていないなか、できることは極力ウイルスを拡散させないように努めることしかできませんが、早くコロナから解放されたいものです。