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従来よりも感染力が強い新型コロナウイルス変異種のさらなる感染拡大を防止するため、本日2021年1月5日より再びロックダウン開始となったイングランド。
また連合王国を構成する他の3国スコットランド、ウェールズ、北アイルランドもほぼ同様の体制となりました。
具体的な内容は、昨2020年3月~4月に実施されたロックダウンに近いもの。生活必需品を扱う店(食品店、スーパー、薬局など)や銀行、郵便局などを除く多くの商店や飲食店、娯楽施設、スポーツジムなどは休業(公共の児童公園は例外)。
また学校は、キーワーカーと呼ばれる医療・救急従事者や教育者などの子供以外は、すべて自宅でのリモート学習中心になります(保育園は例外)。
現在発表されている限りでは、首都ロンドンを含むイングランドに関しては、少なくとも2月中旬のハーフターム(学校など教育機関の中間休み・今年は2月15日~2月19日が該当)まではロックダウン継続。そのあとの規制緩和については、状況を鑑みながらの決定となります。
現状よりもコロナ患者が増えてしまうと医療機関の対応が困難になるため、いわゆる医療崩壊を防ぐためのロックダウン。同時にオックスフォード/アストラゼネカ・ワクチンの接種も進め、その奏功に注目が集まっている現在のイギリスです。