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▲グラント通りの朝
人口の6人に1人が中国系で、北米最大の中国人コミュニティ(中華街)があるサンフランシスコ。
2021年春節/旧正月は、コロナで例年のような賑わいはありませんでしたが、夜に爆竹や花火のような音もしました。学校はオンラインですが、職場で中国系の方たちが有給をとったり……この時期だいたいのアメリカ人は、アジア系の人に「新年快樂・新年快乐(シンニィェンクァーラ)」と挨拶してくれます(苦笑)銀行、金融関係だと「恭喜發財(ゴンヘイファッチョイ)」(お金持ちになりますように、今年も儲かりますようにの意)の言い方をします(苦笑)
■チャイナタウン新年のイベントと日程(スプリングフェスティバル)
▲貼り出された干支マップ
正月と言っても早々に商売を始めるお店がたくさんあります。
チャイナタウンのビジターセンター(Chinatown Visitor Information Center/625 Kearny ST)に"干支の壁画ハントChinatown Mural Hunt(こちら)"が貼り出され散歩がてらハントしてみました。
干支自体は日本も中国も同じですが、描き方の違いなんかも見てみたいです。
2時15分出発、さてどれくらいで回れるでしょう。
「龍馬精神」年老いても壮健な精神(ググって翻訳)。龍の5本指が使えるは皇帝のみ、やはり3本指。
「猪多好事」猪がたくさんでいいことだ!
「金牛煥彩」2021年の干支、牛の輝き
「馬到功成」戦馬が着いた途端に、勝利を収める→着手したものがすぐ成功する(ググって翻訳)
「雞鳴報喜」何と読むかわかりませんが、雞鳴くといい知らせ?(受胎告知って翻訳が出た!)
「福鼠臨門」ネコみたいな鼠の絵でした。昔々神様が動物たちに元旦に集まるようにお知らせをしました。到着した順番がいまの干支の順番となりました。ネズミは猫に翌日と教え元旦には現れず。騙された猫は以来ネズミを追いかけるようになったとさ。鼠は福を呼ぶ意味らしいですけど……
「霊猴獣瑞」瑞獣(ずいじゅう)は、吉兆として現れる霊妙な獣らしいですが、お猿(おさるのジョージ)がそうなのかしら?
「犬守平安」ワンコは平安を守ってくれるんですね。犬守りって安産のお守りが日本にありますね。
「兎躍傳喜」兎が跳ねる自然な姿・その人の能力に応じた場所を得る(という例え)
▲インターナショナルホテル
ここは、1860年咸臨丸が、サンフランシスコにやってきたときの宿泊ホテルでした。
「喜氣洋羊」晴れやかな羊(ググって翻訳)。たくさんの羊たちが大草原にいる風景が思い浮かびました。
▲ゴールデンゲート・フォーチュンクッキー屋
その脇にスマホ片手に絶え間なく欧米人見学者がやってきているフォーチュンクッキー屋さん
フードツアーでも必ず来る場所チャイナタウン散策必見場所です!
・住所: 56 Ross Alley San Francisco CA 94108
・Tel: 415-806-8243
「蛇舞吉祥」蛇が踊ると縁起がいい(ググって翻訳)
「如虎添翼」まるでトラに翼をつけたよう! ただでも強いのがさらに強くなるまるで"鬼に金棒"
いかがでしたか? 同じ動物でもお国柄が表れてるように思います。漢字4文字の発音は無理でも理解できるのは同じ漢字文化のわれら。読めない漢字の変換がすごく時間かかりました(汗)四文字をググってみるとなるほどと思う意味ばかりで、今回は漢字遊びをしたような記事でした。
途中寄り道したりしましたが、1時間もかからず、ちょうど3時のお茶の時間でした。
干支ミューラル詳しい地図は、こちら