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シカゴの硬いお水事情

ワッキーまゆみ

ワッキーまゆみ

アメリカ・シカゴ特派員

更新日
2021年1月31日
公開日
2021年1月31日
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ハロー!ワッキーまゆみです。

最近、髪の毛が細くなってきている様な?

最近、抜け毛が多い様な?

最近、肌の潤いや張りが無くなっている様な?

きゃはは~それって年のせいじゃない?加齢よ!

なーんて、言わないで。

これはきっと水のせいよ、お水が日本と違うから?

とコロナ禍で運動不足に反して栄養過多と体調も

以前に比べると万全では無い私です。

腰も痛いし、ヨガとか運動したり、走ろうかな…

と不安がっている私です。

シカゴの冬が終わったら頑張ろっと。

それまでは、毎日美味しいお水を飲んで健康維持!

*

日本を出て、海外旅行をする時に様々な心配事があるかと思います。皆さんの心配事は何ですか?と質問したら上位に入りそうなのが現地のお水事情。今ならペットボトルが当たり前となり、綺麗で美味しいお水が簡単に飲めますが、その昔はどうしていたんでしょうね?と考えると、どんどん疑問が湧いてきます。

シカゴはミシガン湖に隣接していて、世界最大級の浄水システム、ジャーディーン浄水所があるので綺麗と言われ、水道の水は飲んでも大丈夫との事。が、硬質ゆえに石灰が多く敏感な方は、様々な現象が起きるかもしれません。例えば、髪の毛がギシギシに。肌が乾燥して痒くなるなど他にも色々。そんな硬水を軟水に変えて少しでも使いやすいお水にする方法があるのをご存知ですか?

シカゴのホテルに滞在した時に、シャワーを使ったら、何だかヌルヌルしていた事がある!なんて思った方居ませんか?そう、そのお水はある物を入れて、敢えて軟水に変えているからなんです。その有る物とは…お塩!

©Mayumi.W

この大袋は、大きな粒の塩が沢山入ったWater Softerです。これをろ過装置に入れて、水道のお水と混ぜ浄水する事により、ミネラルが吸収されお水を柔らかく、軟水にして優しいお水へと変える事が出来るのです。そして飲み水に使用しても人体への影響は無く、シャワー時にはお塩が入ったお水なのでヌルヌルし、柔らかいお水となり、髪の毛、頭皮、肌へ優しくなると言う訳です。

©Mayumi.W

このタンクの中にお塩を入れて、お水と混ざりキッチン、シャワー、トイレなどへ流れて行きます。タンク内の塩が少なくなってきたら規定のライン迄お塩を追加します。このSoftenerは50パウンド、約22.7kgで10ドル程とお手頃価格となっています。

お水を浄化するタンクの他に、もう一つシカゴでは無くてはならない装置がついているんです。その場所はヒーターの暖かい風が各部屋に送風される所。

©Mayumi.W

冬の厳しい寒さが有名なシカゴは、寒い時でマイナス20度にもなります。そんな時は空気中の水分も一緒に乾燥したり、凍ったりする事も。その為、頻繁に静電気が起こったり、髪の毛がパサつき広がったり、唇がカサカサになったりと至る所で乾燥を感じます。その乾燥を和らげる為のこの装置がHumidifier、加湿器となるのです。加湿器が無いと肌はカサカサで粉を吹いてしまう事も。シカゴには色々な装置を使い分けている家庭が少なく無い様です。

★コロナ禍のシカゴですが、早く元通りのすてきなシカゴになりますように。また元気なシカゴで皆さんにお会いできることを楽しみにしています。

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