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▲1 Powell ST
ここはAT&Tショップの玄関で、中はもちろんAT&Tのショップ。でも店内をよく見回してみると、明らかに以前は全く別の業種だったのがわかります。(サンフランシスコの古いビルでは、不思議な間取りが多いんです。保存の為、いじって良いところ、だめな所があるんですよ)
かつてはここは、アメリカ銀行(Bank of America/通称バンカメ)でした。
▲バンカメは地下
バンカメの玄関は、シリル・マグニン通り(Cyril Magnin ST)との間になります。およそ似つかわしくない笑顔いっぱいの警備員さんと、多分SFPD(サンフランシスコ警察)イチ美形なお巡りさんの前を通り(^ ^)下りエスカレーターでバンカメの窓口です。
▲突き当たり銅像はA.P.ジアーニ氏
ATMマシーンも3台設置、一般的な窓口業務は、エスカレーター降りて直ぐのフロア。ローンや投資(Merrill Lynch)の相談は、個別のお部屋ででゆっくり相談です。その個室のある廊下には、昔のバンカメの写真パネルがあり、"バンカメミニミニミュージアム"になっています。通りかかった行員の方がちょっとだけ案内してくれましたよ。
突き当たりのお顔は、創設者アマディオ・P・ジアーニ(Amadeo Peter Giannini)通称"A.P.アマーニ"
▲1921年6月パウエル店オープンの日
狭い廊下を通って、コロナ前は外貨両替窓口だった所。私も両替でいつも利用させてもらってるし、サンフランシスコで円⇄ドル両替に訪れた方もいらっしゃると思います(今1ドル≒104〜105円台)今は、失業保険給付(EDD)専用窓口として使われています。人数制限されてるので長くはないのですが、給付の日になるとちょっとだけ列ができます。
▲金庫室
さて、そのかつて外貨両替窓口の脇に、今でも使われている巨大金庫室があります。
▲室内
ここは、撮影だけ…
▲ドアの厚さ
醜手でごめんなさい。成人女子の手の長さが約18センチx3の厚さのドアです。ルパン三世の世界かぁ…思っちゃいました。重い金庫を製造させたらNo.1の老舗メーカーとセキュリティ会社のの刻印があり、両社今でも存在してるってちょっと感動。
▲ラバさんドア運ぶ!
金庫室のドアに関して、パネルにもありました。パウエル店がオープンする前年1920年ラバさん等が頑張って金このドア(50トン相当)運んできてくれました。
まだまだ、流動的なコロナ情勢ですが、近い将来皆さんが安心してサンフランシスコに来られる日が来て、円からドルに両替する場合、いらしてみてください昔のユニオンスクエア周辺の様子を見る事ができますよ。*コロナ前はこの支店、旅行者の方が多い場所がら口座がなくても外貨両替してくれるので、覚えておくといいですよ。