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女王陛下のお墨付き!ベンディックスのミント入りチョコ

小野 雅子

小野 雅子

イギリス特派員

更新日
2021年2月5日
公開日
2021年2月5日
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もうすぐバレンタイン・デーですね! そこで前回紹介したキャドバリー社の板チョコ「デイリーミルク」に続き、イギリス王室でも愛されているチョコのお話をしましょう。

それが、このベンディックス社のミントチョコ。画像は数種のミント入りチョコが詰め合わせになっている、「ミント・コレクション」です。

創業は1930年。ロンドンのケンジントンにあった小さな菓子製造所を買い取ったふたりの創業者オスカー・ベンソンの「BEN」と、バーティ―・ディクソンの「DICKS」を併せて、ベンディックスという社名になりました。

最初は普通のチョコレートなどを作っていたのですが、その翌年にオスカーの義妹が「あまりにも苦くて食べられたもんじゃないビターチョコ」と「ミントが強すぎてそのまま食べるの無理」というふたつの素材を組み合わせたら、新しいおいしさが誕生!

95%カカオというビターチョコにミントを併せたその商品は「ベンディックスのビターミント」と名づけられて、大ヒット商品になったのです。

その評判は王室にも及び、ついに1963年にはエリザベス女王から王室御用達に認定されました。

値段は小売店により多少違うものの、写真の200g詰め合わせで£5くらいが平均。大手スーパーでも取り扱う店が多いので、手軽に買うことができます。

女王陛下もお気に入りのミントチョコ、一度お試しくださいね!

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