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世界フィギュアスケート選手権2021は今週から予定通り、ここスウェーデンの首都ストックホルムで始まります。
2020年の世界選手権は新型コロナ流行からやむなく中止となったため、今大会は2年ぶりの開催かつ来年開催予定の北京オリンピック予選といった位置づけのとても大切な、かつ注目される戦いとなります。約50ヵ国から選手が参加し、今回は無観客での開催となります。
2021年3月22日から28日の日程で行われ、うち22日および23日は練習、24日から27日が本試合、28日がエキシビジョンとなっています。
会場は、ストックホルム中央駅から地下鉄グリーンラインで約15分と交通の便もいいEricsson Globe Arena(エリクソン グローブ アリーナ)で行われます。
このアリーナは珍しい球体型ドームの形をしていて、1989年にオープンしました。
収容可能人数はおよそ1万6000人と、ストックホルム市内では3番目に大きいアリーナとなっています。スウェーデンアイスホッケーナショナルチームのホームでもあることから、アイスホッケーをはじめとした数多くのスポーツ大会や試合、またライブなどのイベントに利用されています。
またガラスでできたゴンドラに乗り、アリーナの表面に沿って屋上まで登り、地上130mの高さからストックホルム市内を眺めることができる「SkyView」というスリル満点のアトラクションもあります(現在は新型コロナの影響で営業停止中)。
今回は選手権会場となるEricsson Globe Arenaについて紹介しました。
まだまだ新型コロナは収まる気配を見せず、よりによって以前から新型コロナ対策が緩いと噂されるストックホルムで世界選手権が開催されることに不安なフィギュアスケートファンは多いことでしょう。そんな不安を少しでも払拭できるように、今回取り入れられている「バブル方式」と呼ばれる新型コロナ対策や大会ボランティアとして携わっている私から実際の現場の様子を次回お届けしたいと思います。
(参考)
■Ericsson Globe Arena公式ウェブサイト