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先週末はキリスト教の復活祭(イースター)で、4連休だったイギリス。クリスマスと同じくらい宗教的に大切な祭日ですが、今年2021年も昨年同様コロナのため教会などでの大規模な礼拝は中止されました。
それでも春の訪れを告げるイースターは、再生と誕生のシンボルでもあり、やはり希望に満ちたもの。そんな時期に合わせるかのように、ボリス・ジョンソン首相が来週からのさらなる規制緩和について発表しました。
もちろんいまも油断大敵であることを強調し、外国でのパンデミック状況がイギリスと異なるため海外旅行の解禁については期日を明白にするのを控えた、慎重な内容となりました。
さてジョンソン首相がコンファームした、イギリスを構成する4国のうちロンドンを含むイングランドの規制緩和について。来たる4月12日(月)から営業を再開できる施設やビジネスは、以下となります。
*パブ、カフェ、レストランの屋外席
*食料・生活必需品以外を商う小売店も再開可
*スポーツジム
*理髪店、美容院
*オークション・ハウス
*チャリティーショップ
*車、家具、キッチンのショールーム
*ネイルサロン、ピアスおよびタトゥーサロン
*マッサージ、鍼灸、ホメオパシー施術所
*旅行代理店
*人手による洗車業(自動洗車はすでに再開ずみ)
なおイギリス(連合王国)のほか3国であるウェールズ、スコットランド、北アイルランドも、それぞれ時期は多少違えど、ほぼ同じように段階的緩和が進む予定。
いっぽうアストラゼネカ製およびファイザー製のコロナワクチンも、全成人の半分以上が1回目の接種済みとなりました。今後も慎重を期しながら、さらなる規制緩和を目指すイギリスです。