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バンコクの無料観光スポット4選【在住者おすすめ】

日向みく

日向みく

タイ特派員

更新日
2021年6月30日
公開日
2021年6月30日
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サワディーカー。皆さまはじめまして! このたびバンコク特派員を担当することになりました、ぴっぴです。これから現地の旬な情報をお届けしてまいりますので、どうぞよろしくお願いします♪

新型コロナウイルスが猛威をふるっておりますが、事態が収束したら訪れてほしいバンコクの「無料観光スポット4選」を紹介します。バンコクには「知る人ぞ知る」無料観光スポットがいくつもあるんです。

今回は在住者いち押し、バンコク中心部の気軽に立ち寄れる場所を厳選しました。定番の観光地だけでは物足りないという人向けのディープスポットもありますよ。ぜひ旅行プラン作りにお役立てください。

大都会のオアシス「ルンピ二公園」

大都会バンコクの中心にある緑豊かな「ルンピ二公園」は1920年代に建設され、長年バンコク市民に愛される憩いの場所となっています。ジョギングをする人、ピクニックをする人、瞑想する人、太極拳をする人、読書をする人、ダンスをする人……あらゆる国籍の老若男女が思い思いの時間を過ごす日常の風景を垣間見ることができます。

日中は日差しが強いので早朝か夕方に行くのがおすすめ。朝限定で営業しているルンピ二公園常設のフードコートに立ち寄って、40バーツのバミーなどタイ飯を朝食にいただくのもよし。私もときどきフルーツやパンを公園に持参してピクニックしたり、夕暮れどきに夫婦でウオーキングをしたりして楽しんでいます。

ルンピ二公園に行ったら、ぜひ園内に生息している大トカゲを探してみてください。見た目は少し迫力がありますが、意外におとなしくてかわいいやつらです。

■ルンピ二公園

・住所: Rama IV Rd., Wangmai Patumwan ,Bangkok

バンコクの台所「クロントゥーイ市場」

ディープなタイを感じたいというあなたには、巨大なローカル生鮮市場「クロントゥーイ市場」がおすすめ。いつも地元民の仕入れでにぎわうこの市場では、新鮮な魚・肉・野菜・果物・スパイス・雑貨・衣服などが安く手に入ります。

混沌と喧騒に満ちた活気あふれる市場を散策すると、その強烈な臭いや奇妙な品物の数々に驚くかもしれません。生々しい動物の内臓・生きたアヒル・食用のカエルやネズミ・昆虫類など、思わずギョッとしてしまうようなものも多く売られています。

以前市場を散策していたら、お店の人がピチピチ跳ねた魚に包丁を振り下ろした瞬間にこちらへウロコが散ってきて「ヒャッ」と悲鳴を上げてしまいました (笑) 。

市場の地面は水浸しで滑りやすいのでスニーカーや長靴が必須。決してきれいとは言えない場所なので、汚れても大丈夫な服装がいいでしょう。普通の観光地では味わえないディープなタイの魅力を発見できます。

■クロントゥーイ市場

・住所: Khwaeng Khlong Toei, Khet Khlong Toei, Krungthep Mahanakorn 10110

アート好きにはたまらないバンコク・アート&カルチャー・センター(bacc)

BTSナショナル・スタジアム駅直結の現代美術館「バンコク・アート&カルチャー・センター」(略称bcaa)はアート好きにおすすめ。バンコク都が管理・運営しているだけあって、無料で幅広いジャンルのアートを楽しむことができるなんとも太っ腹な施設なのです。館内撮影OK。

内部は解放感あふれる吹き抜け構造になっていて、9階まで続く螺旋状の白く美しい通路がギャラリーになっています。最先端アート・写真・映像作品など個性的な作品ばかりなので、アート初心者でも十分に楽しめます。どこを撮ってもインスタ映え抜群で、多くの若者や学生カップルがポーズをキメて撮影する光景を見かけます。

施設は清潔で居心地がいいので、暑いなか歩き疲れた体を休める涼みスポットとしても最適。館内にはアートカフェやタイ料理店、おしゃれな雑貨屋、お土産店、図書館などもあり一日中楽しめます。バンコク中心地にありアクセス抜群なので気軽に立ち寄れますよ。

■バンコク・アート&カルチャー・センター

・住所: 939 Rama 1 Road, Wangmai, Pathumwan, Bangkok 10330

バンコク最大のヒンドゥー教寺院「スリ・マハマリアマン寺院」

ビジネス街のシーロム通りでひと際異彩を放っているのが、バンコク最大のヒンドゥー教寺院「スリ・アリアマン寺院」、通称ワットケークです。バンコクに移り住んだ南インド出身のタミル人によって1879年に建てられたもの。ここでは本場インドの神秘的なヒンドゥーの世界観を味わうことができます。

極彩色の見事な装飾が施された寺院の外観は見ごたえ抜群。内部も無料で見学できます。中に入るとそこは別世界。お香の煙が充満し、祈りの曲が流れ、ヒンドゥーの神々の像が並んでいます。参拝する場合はお供えセット(60バーツ or 80バーツ)の購入が必要です。

お供え物をバラモン僧侶に渡すと「ティカ」という神聖な赤い印を眉間につけてくれます。私も参拝したときにティカをつけてもらい、インド人の仲間入りができたような気分になりました。

タイとは思えない異世界を味わえるので、ヒンドゥー教に興味がある方は足を運んでみてはいかがでしょうか。

(※寺院内部の写真撮影は禁止。土足禁止エリアがあるのでご注意ください)

■スリ・マハマリアマン寺院

・住所: 2 Pan Rd, Khwaeng Silom, Khet Bang Rak, Krung Thep Maha Nakhon 10500, Thailand

タイでも依然として厳しい状況が続いておりますが、どうか少しでも早く事態が収束し、また自由に旅行できる日が戻ってきますように。次回からもバンコクの魅力を随時お届けしていきます! それではまた♪

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