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グッゲンハイム美術館、パピーちゃんを救うクラウドファンディングと新たな拡張プロジェクト始動!

黒田 カナエ

黒田 カナエ

スペイン特派員

更新日
2021年7月13日
公開日
2021年7月13日
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1997年10月のオープン以来、グッゲンハイム美術館を訪れる人々を歓迎してきたジェフクーンズの作品パピー。

3万8000本の生花を身にまとい、内部は水や栄養を適切に与えるための複雑な構造になっています。

人間に換算すると120歳くらい?でしょうか。

そろそろ大がかりなメンテナンスが必要ということで

というクラウドファンディングが美術館主催で立ち上がりました!

修復工事はこの秋に行われる予定です。

そして、グッゲンハイム美術館の拡張プロジェクトが発表されています。

ビルバオから35km離れたところに、ユネスコによって指定されているウルダイバイ生物圏保護区があります。

そのウルダイバイのすばらしい自然と芸術を組み合わせるというユニークなプロジェクトで、ゲルニカとムルエタという町を軸として5kmの緑の小道を作る計画だそうです。

完成はまだまだ先の話になりそうですが、バスクに新たな観光スポットができるのはうれしいことです。

そしてゲルニカといえばピカソの絵の題材となった町。

こちらは400kgのチョコレートで作られたレプリカ、オリジナルと同じ大きさでバスク中のパティシエが協力して100時間かけて作られたそうです。

本当にチョコレート!?と思うほどすばらしい仕上がりで、展示室には甘ーい香りが漂っていました。

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