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アニョハセヨ! ソウル2特派員のmineyです。
韓国は梅雨が2回来たと言われるほど、毎日ぐずついた天気が続いています。
何年か前からノスタルジックさと多国籍の雰囲気が感じられる町として注目を浴びている
厚岩洞(フアムドン・후암동)と解放村(へバンチョン・해방촌)を散策してみました。
※コロナでまだ渡航が難しいですが、コロナが収まったら、ぜひ訪れてみてください。
厚岩洞は昔、日本の植民地時代に京城護国神社が建てられ、日本人の村とされていた場所で、その跡が少し残されています。
解放村はその名の通り1945年8月15日の解放後、海外や北から韓国に戻ってきた人が移り住んだため
解放村と呼ばれています。
地下鉄4号線 淑大入口駅 3番出口からまっすぐ歩いて向かいました。
歩道からは南山タワーが見えます。
歩いて右側にはアメリカ軍の軍事施設があります。
アメリカの軍事施設の大部分が平沢(ピョンテッ・평택)に移転したとはいえ、まだ龍山エリアに残っています。
淑大入口駅から歩いて15分ほどで厚岩洞108階段に着きました。
一般的には厚岩洞108階段と言われていますが、正式名称は日帝 京城護国神社階段とのことです。
この階段は戦時中は京城護国神社への階段でしたが、戦後すぐに神社は取り壊され、今はありません。
足の不自由な方のためにエレベーターが設置されていて、エアコンつきで涼しいそうです。
眺望がいいという人気のカフェへ行ってみました。
週末はウェイティングありで、お客さんは景色が見られる2階か3階の席狙いです。
写真撮影用の席があり、ここで写真を撮ると本当に映えます。
タルトンネと呼ばれる昔ながらの住宅が並び、ノスタルジックな風景が若者に受けているのだと思います。
サラダプレートやサンドイッチが人気ですが、ランチ後に訪れたので、コーヒーとクラフトビールとチョコブラウニーで。
昔の韓国の雰囲気を景色で味わいながら、のんびりくつろげる場所です。席によって見える景色が違うのもこのカフェの魅力です。
カフェから地下鉄6号線 緑莎坪駅へと下る道は現在の解放村らしく外国風カフェやバーが建ち並んでいました。
解放村は韓国の昔の雰囲気と欧米の国に来たような現在を体感できる不思議な空間です。