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10月7日、サンフランシスコのブリード市長がツイッターで、10月15日からマスク着用の規定を特定の場所で暖和すると発表しました。感染減少が順調に進んでいるサンフランシスコ、今週の様子をレポートします。
マスク規制の暖和が発表。10月15日から開始
サンフランシスコ含む9つのベイエリア郡で、マスク着用に関する規制の暖和が発表されました。これまで、サンフランシスコでは屋内でのマスク着用が義務づけられていましたが、新規感染者数や入院者数の減少を受けて変更の運びとなりました。
この規定は10月15日から開始となり、サンフランシスコ市内ではワクチン接種を証明すれば、屋内ジムやフィットネスクラブ、オフィス、宗教の集まり、大学の授業など定期的に特定の人が集まる箇所において100人以内であればマスクの着用は免除となります。ただし、スーパーやモールなどでは引き続きマスク着用が必要となります。詳しくはサンフランシスコの公式ウェブサイトをご覧ください。今回の発表により、サンフランシスコでは、ついに感染減少にともなう改訂がはじまりました。
サンフランシスコのワクチン接種状況
今週のサンフランシスコの接種状況。サンフランシスコの公式ウェブサイトによると、今週12歳以上で1回目のワクチン接種を終えた率は88%・2回目は83%。先週は88%/82%だったのに対し、今週は2回目の接種を終えた層が1%上昇しています。
ちなみに65歳以上の接種率は、10月5日の時点ですでに90%に到達しています。すでに80%を超えた現在、マスク着用をはじめ、今後もさまざまな規制暖和が予想されます。
カリフォルニア州の感染状況
州の統計による今週のカリフォルニア州の感染状況。先週に引き続き今週も新規感染者数は減少傾向です。州全体の1日あたりの平均新規感染者数は5609人。先週の6950人、先々週の8086人に比べても順調に数が減少しているのがわかります。
今週の人口10万人あたりの感染者数は13.5人・人口10万人あたりの死亡者数は0.2人。どちらも減少しています。今週のカリフォルニア州全体の2回目を終えたワクチン接種率は71.9%とこちらも順調です。
最後に
このコラムを書いている2021年10月7日、LA timesの統計 によると、サンフランシスコの感染者数は5万3352人・死者数641人。先週の5万2812人・死者数629人に比べ、今週の増加数は540人。1日の平均数は77人。ここ3週間は100人を切り、そのまま維持する状態が続いています。