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ドンキが香港で回転寿司店を10月29日にオープン

武田 信晃

武田 信晃

香港特派員

更新日
2021年10月16日
公開日
2021年10月16日
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総合ディスカウントストア「ドン・キホーテ」などを運営するパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)のアジア向けの業態で、スーパーマーケットを中心としているのが「Don Don Donki」です。香港でさらに拡張をしていますが、今度は10月29日に「鮮選壽司 海之戀店(SEN SEN SUSHI OP Mall Store)」を10月29日、MTR荃湾西(Tsuen Wan West)駅にあるショッピングモール「海之恋」(OP Mall Store)にオープンさせることを、このほど発表しました。(写真提供:SPRG)

香港のドンキは日本と比べて生鮮品と食料品が合わせて8割くらいを占めており、イメージ的にはスーパーマーケットというスタイルを取っています。香港の日本食は依然として高いことと、日本の食材を香港に多く輸入・販売している強みを生かして、自ら回転寿司を運営することになりました。

店の大きさは380平方メートル、座席は181席。日本人料理人がいるほか、魚をさばくところ、光と音楽の演出もするなどドンキらしさも散りばめています。寿司の料金は12、17、27、37香港ドルの4種類で、合計で100を超えるネタを取り揃えます。12ドルはスモークサーモン、炙り赤エビ、北海道産タコ、ツブ貝、シメサバなどです。17ドルは、うなぎ、トロサーモン、松葉ガニ、赤貝、ホタテ、カンパチなどがあります。27ドルは黒マグロの大トロ、サーモン・アボカド巻、鯛などが食べられます。37ドルではマグロの3点セットなどが。今の回転寿司はフライドポテトなどサイドメニューの充実度が大きなポイントとなっていますが、このように鮮選壽司ではほとんどを純粋な寿司ネタで勝負します。米は北海道産のななつぼしを持ち込み、香港で精米するそうです。

香港のトップを務める竹内三善董事長兼社長は「味には自信があり、きっと満足できるものになっていると思います」と筆者に語ってくれましたが、実は香港で食べたほうが日本中の寿司ネタを食べられたりするので、関心のある方はぜひ。

★鮮選壽司 海之戀店(SEN SEN SUSHI OP Mall Store)

・住所: Shop 2001, 2/F., OP Mall, 100 Tai Ho Road, Tsuen Wan, New Territories, Hong Kong

・営業時間: 10:00~23:00

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