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CDCの認可により、サンフランシスコでもいよいよ5~11歳の年齢を対象に、新型コロナ接種の予約が開始しました。今週のサンフランシスコの様子をレポートします。
5歳以上の接種予約が開始
CDCの認可を受けて、サンフランシスコでも11月3日から5~11歳の年齢を対象としたワクチンロールアウトが始まりました。11月3日に市役所でFacebookとyoutubeを通してオンライン質問会があり、同時にオンラインでの予約が始まっています。実際の接種は今日から週末にかけて実施されます。
詳しい情報と予約に関してはサンフランシスコの公式ウェブサイトから観覧が可能です。
今週のサンフランシスコの様子
ハロウィンが週末と重なった今年、サンフランシスコでは昨年までは自粛されていた多くのハロウィンイベントが実施されました。特にゴールデンゲート公園の屋外イベント「Outside Lands」や、それぞれの地区で時間限定で子供が安全に歩けるように歩行者天国にする試みなど、複数のイベントで盛り上がりました。
子供たちも例年通り仮装をし、お菓子をもらいに近所を歩き、いつものハロウィンがやっと戻ってきた、という印象です。年末にかけてのホリデーイベントも、今年は例年より小規模であっても実施される見込みです。
サンフランシスコのワクチン接種状況
今週のサンフランシスコのワクチン接種状況。サンフランシスコの公式ウェブサイトによると、今週から接種対象が12歳以上から5歳以上に変更となりました。対象幅が増えたことにともなって比率も下がっています。
今週サンフランシスコで、1回目のワクチン接種を終えた率は85%・両方を終えた率は80%。先週は12歳以上で89%・84%でしたが今週から新たなデータが使われています。それでも80%は上回っています。
カリフォルニア州の感染状況
州の統計による今週のカリフォルニア州の感染状況。州全体の1日あたりの平均新規感染者数は5862人。先週の5761人。先々週の5302人に比べて今週もわずかに増加傾向にあります。大幅な増加はないものの、ここ3週間続けての増加です。今週の人口10万人あたりの感染者数は12.5人・人口10万人あたりの死亡者数は0.1人。2回目を終了したワクチン接種率は73.3%です。
昨年も感染者数が一気に伸びたのが、ちょうど今と同じ11月上旬。今年はワクチンロールアウトが進み、異常なほどの感染拡大はないと思われますが、多くの人が屋外から屋内に集まりを移行する時期のため、これが今後の増加に繋がる可能性があります。
最後に
このコラムを書いている2021年11月4日、LA timesの統計 によると、サンフランシスコの感染者数は5万5,101人・感染による死者数663人。先週の5万4683人・死者数655人に比べ、今週の増加数は418人。1日の平均数は59人。今週は先週の54人に比べて。わずかに増加しています。ここ2週間州の感染者数が増加した影響なのか、今後もレポートします。