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NYに拠点を置き、現在全米25都市のダイニング&ナイトライフの情報を提供している"イーターEATER(こちら)"というサイトがあります。昨日、アメリカンエクスプレスによる"2021年全米ベスト11の新レストラン"に、サンフランシスコの"ザ・アンチョビバー(The Anchovy Bar)"が選ばれていたのを発見しました。
今年に入り店の名前が変わって気になっていた事もあり、レストラン予約サイト最大手"オープンテーブル(OpenTableサイト)"をチェックしたら、なんと夕方5時が空いていたので、早速行ってみました。
▲一気に満席
やっぱり、5時に予約が取れたのはすごくラッキーだったのかもしれません。案内されメニューを見ている間に、一気に満席となりました。コロナ前は、5時はまだ仕事の時間だったのですが、パンデミック以降テレワークにより、仕事の時間は、関係なくなってきているかもしれませんね。この日は少し暖かかったので、ワクチン証明ある無しに関係なくアウトドアで楽しむ人達もいました。
▲オープンキッチン
ドリンクのバーで次々とカクテルを仕上げていき、オイスターバーでの作業も手際がいい。料理好きにはたまらない、見てて楽しいオープンスペース(セミオープン)です。シェフたちのキビキビした作業が清々しく、無駄のない動きも人気店の証です。
▲アンチョビバーミックス2
何はともあれ、"アンチョビ(Anchovy Bar Mix for Two$20 )"近くの系列店で焼きあげたイタリアンバケットとガーリックブレッドのスライスにアンチョビ・きゅうり、ラディッシュの薄切り、貝割れを乗っけて、トマトペースト・クレームフレーシュ(サワークリームの一種)をつけていただきます。自分で作るアンチョビオープンサンドといったところでしょうか。KAIWARE(貝割れ)を"マイクログリーン"と言っていましたね^ ^
ワインは、ロゼ(グラス14ドル)・白(グラス15ドル〜)・赤(グラス15ドル〜)ボトルもあります。
*せっかくなのでもう少しロゼの種類あってもよかったかなと思いました。
▲白マグロ(Albacore)タタキ19ドル
日本では、ビンチョウマグロとも言われているアバコ(Albacore)を焼いて、お塩とシェリー系ビネガーでいただきます。タタキも"Tataki"で通じます。
オイスターバーもあり、6個19ドル〜・12個36ドル〜・24個66ドル〜。この日の産地は全てワシントン州でした。12個で36ドルのバー・ミックス(Oyster Bar Mixed Dozen)がおすすめです。ウエスタン・アディション・オイスター(The Western Addition Oyster/2個9ドル)は、ブロイル(Broiled)したオイスターです。バーベキュー用の大きなので食べ応えあり。このエリアのウエスタン・アディションの名前がついてのは店のおすすめ。試してみる価値ありです。
*ベイク(Baked)は、下火(全体加熱)。ブロイル(Broiled)は、上火と覚えておくといいですよ*
今回は、見物がてらのちょっと一杯乾杯でした。日本の居酒屋のように"小皿料理(タパス)"をみんなでシェアし合う楽しみ方がかなり浸透してきていいですね。3〜4人で行くのがいいお店です。
【The Anchovy Bar】
住所:1740 O'Farrell St, San Francisco, CA 94115
オープン:17:00〜21:30
休日:日・月
URL:https://theanchovybar.com
▲行列のできるタパス系2店
アンチョビバーの本家、"ステイトバードプロビジョン""プログレス"コロナ以前は非常に予約がとりにくいお店でしたが、最近は少しとりやすくなっています。この3店は、基本的にはタパス系、大皿料理のサイズは3人以上で取り分けるボリュームです。昨年はコロナでほとんど外食やパーティーができなかった分、今年は久しぶりに集まろうかと計画されている方、改まってコース料理は堅苦しいけど、個性的な料理を楽しみたい方には、この3店は要チェックです!
【State Bird Provision】
住所:1529 Fillmore St, San Francisco, CA 94115
URL:https://statebirdsf.com/home/
【The Progress】
住所:1525 Fillmore St, San Francisco, CA 94115
URL:http://theprogress-sf.com/home/
この2店舗お隣同士です。
オファレルを曲がるとアンチョビバーです。
The 11 New Best Restaurant in America(他の10店参照こちら)
イーター・サンフラシスコ版(サイトこちら)
実りの秋は、食欲の秋。