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全米での死者数が82万人を超えた今週、感染増加の傾向を受けてカリフォルニア州では12月15日から全土でワクチン接種の有無を問わずマスクを着用を義務化する規制が再度はじまりました。12月中旬のサンフランシスコの様子をレポートします。
本格的なホリデー期間を迎えたサンフランシスコ
クリスマスまであと1週間に迫ったサンフランシスコ、本格的なホリデーシーズンを迎えています。ダウンタウンでは、12月3日から12日まで全米最大級の無料イベントが行われました。10日の週末は、金曜日と土曜日とも風が少なく4箇所のショーを徒歩で廻る人たちで賑わいました。
サンフランシスコのワクチン接種状況
サンフランシスコでは先週ついに5歳以上で1回目の接種を完了した層が90%を超え、今週からこちらの割合は>90%に切り替わりました。2回目の摂取率は84%。市の公式サイトには、ブースター接種を終えた層の割合はまだ記載されていません。
カリフォルニア州の感染状況
州の公式サイトによるカリフォルニア州の感染状況。今週の州全体の1日あたりの平均新規感染者数は6,943人。いきなり数が増加した先週(6,769人)からは、ほぼ横ばいの状態に踏み留まっています。今週からはじまった新たなマスク義務規制が功を奏すのか、結果が現れるのは年始になりそうです。
今週の人口10万人あたりの感染者数は13人。こちらもじわりと増加傾向にあります。人口10万人あたりの死亡者数は0.1人と低い死亡率に変化ありません。2度目のワクチンを終えた接種率は69.9%。ブースター接種率は39.8%です。
最後に
このコラムを書いている2021年12月16日、LA timesの統計 によると、サンフランシスコの感染者数は5万8,179人・感染による死者数は679人。先週の5万7,584人・死者数676人に比べると今週は595人の増加。1日の平均は85人。今までの傾向は増える際はあっという間ですが、まだ今の所は100人以内の数字に収まっています。このまま爆発的感染が起きないことを祈りつつ、年末年始を迎えることになりそうです。