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猪苗代湖の北西岸に位置する名倉山へ行ってきました。
猪苗代湖唯一の島「翁島」を望むなだらかな里山で、酒造の名でもおなじみの名峰です。
周辺地域は、磐梯山ジオパークの猪苗代湖北西岸エリアとしても注目されています。
今回は、北北東側より613mピーク経由にて山頂をピストンします。
(スタート地点近くの翁沢地区上空より)
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【参考】
磐梯山頂(剣ヶ峰)より、猪苗代湖と名倉山の位置関係
翁島は、約5万年前の磐梯山噴火による山体崩壊で形成された流れ山のひとつ。
猪苗代湖もその時の噴火でできたと云われています。
磐梯山の赤埴山山頂より。
(赤色の矢印は、山体崩壊による岩なだれのイメージ)
スタート地点は、天鏡閣入口を進んだ先の一角を選定しました。
いくつか目印もありますが、それにかかわらず雪の状況で選定した次第です。
すぐに稜線側ルートと合流します。
樹霜が目立ち始めるにつれ、周辺の積雪量も増してきます。
木々の間から翁島と猪苗代湖です。
磐梯山には終始ガスがかかっていました。
猪苗代町内方向
川桁山もガスの中です。
613mピークからの登り返しにある雪庇
中央右寄りのトレースを進むぶんには特に問題ありません。
山頂直下へ。
名倉山の山頂到着です。
開けてますが、グリーンシーズンは藪に覆われてしまいます。
眺望の開けたポイントへと進みます。
猪苗代湖です。
布引山の風車群も確認できます。
雪原と化した赤井谷地方向
奥には博士山など雪纏う奥会津の峰々が広がっています。
パンフなどでも見かける翁島の見えるポイントへ。
無風ではないものの、猪苗代湖は比較的穏やかな表情を見せていました。
成長した樹木により翁島の"島感"はやや薄いですね^^;
かつては、皇室のプライベートビーチとしても利用されていたという翁島。
猪苗代湖唯一の存在に"神の島"と崇める方も少なくないそうです。
天神浜方向
黄色の〇は、しぶき氷の出現スポットです。
〈空撮編〉
名倉山の山頂一帯と翁島
会津盆地南部方向
ガスに覆われた磐梯山
猪苗代湖北岸
【動画編】(空撮パノラマ・約60秒)