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冬の隠れたる名峰「名倉山」@猪苗代町

bill

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福島特派員

更新日
2022年2月20日
公開日
2022年2月20日
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猪苗代湖の北西岸に位置する名倉山へ行ってきました。

猪苗代湖唯一の島「翁島」を望むなだらかな里山で、酒造の名でもおなじみの名峰です。

周辺地域は、磐梯山ジオパーク猪苗代湖北西岸エリアとしても注目されています。

今回は、北北東側より613mピーク経由にて山頂をピストンします。

(スタート地点近くの翁沢地区上空より)

*

【参考】

磐梯山頂(剣ヶ峰)より、猪苗代湖と名倉山の位置関係

翁島は、約5万年前の磐梯山噴火による山体崩壊で形成された流れ山のひとつ。

猪苗代湖もその時の噴火でできたと云われています。

磐梯山の赤埴山山頂より。

(赤色の矢印は、山体崩壊による岩なだれのイメージ)

スタート地点は、天鏡閣入口を進んだ先の一角を選定しました。

いくつか目印もありますが、それにかかわらず雪の状況で選定した次第です。

すぐに稜線側ルートと合流します。

樹霜が目立ち始めるにつれ、周辺の積雪量も増してきます。

木々の間から翁島と猪苗代湖です。

磐梯山には終始ガスがかかっていました。

猪苗代町内方向

川桁山もガスの中です。

613mピークからの登り返しにある雪庇

中央右寄りのトレースを進むぶんには特に問題ありません。

山頂直下へ。

名倉山の山頂到着です。

開けてますが、グリーンシーズンは藪に覆われてしまいます。

眺望の開けたポイントへと進みます。

猪苗代湖です。

布引山の風車群も確認できます。

雪原と化した赤井谷地方向

奥には博士山など雪纏う奥会津の峰々が広がっています。

パンフなどでも見かける翁島の見えるポイントへ。

無風ではないものの、猪苗代湖は比較的穏やかな表情を見せていました。

成長した樹木により翁島の"島感"はやや薄いですね^^;

かつては、皇室のプライベートビーチとしても利用されていたという翁島。

猪苗代湖唯一の存在に"神の島"と崇める方も少なくないそうです。

天神浜方向

黄色の〇は、しぶき氷の出現スポットです。

〈空撮編〉

名倉山の山頂一帯と翁島

会津盆地南部方向

ガスに覆われた磐梯山

猪苗代湖北岸

【動画編】(空撮パノラマ・約60秒)

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