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旧正月のパレードが盛大に開催されたサンフランシスコ、今週の様子

KatieM

KatieM

アメリカ・カリフォルニア州特派員

更新日
2022年2月25日
公開日
2022年2月25日
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オミクロンによる感染ピークを過ぎたサンフランシスコ、1日の平均感染者数がついに190人前後に落ち着きました。ほんの3週間前までは1日2400人の感染が記録されていた市内ですが、旧正月のパレードも無事に開催され徐々に日常を取り戻しつつある状況です。今週のサンフランシスコの様子をレポートします。

旧正月パレートが2月19日に開催

サンフランシスコでは、2月19日に旧正月を祝う大きなパレードが開催されました。2021年はキャンセルとなった行事ですが、今年はついに実施され、町なかを練り歩くパレードで華やかなものとなりました。この旧正月を祝うパレードは、アジア圏以外では一番大きなイベントで、サンフランシスコでも人気の伝統行事として親しまれています。

今年も1.3マイルの距離を練り歩く盛大なものとなりました。

カリフォルニア州では今後の指標が発表

マスク着用義務が解除されたカリフォルニア州、その翌日に州知事のニューサムが今後の州のプランを会見で発表しました。これはパンデミックにもじって"エンデミック"と呼ばれ「SMARTER」の頭文字が取られています。

S – SHOOT(接種)

M – MASK (マスク)

A – AWARENESS (意識)

R – READINESS (心構え)

T – TESTING (テスト)

E – EDUCATION (教育)

R – X

このように、州が今後のプランを発表したのは全米でカリフォルニア州が初となり、今後はコロナウイルスと共存していくプランを明確にしました。

サンフランシスコのワクチン接種状況

今週のワクチン接種状況。市の公式ウェブサイトによると、今週の5才以上を対象とした接種率は1回目が90%、2回目の接種率は87%。2回目の摂取率が5週間ぶりに1%上昇しました。この数がさらに変動するのはおそらく長期にわたると見られます。

カリフォルニア州の感染状況

今週のカリフォルニア州全体の感染状況。州の公式ウェブサイトによると、州全体の1日あたりの平均新規感染者数は9975人。先週の1万7582人に比べると減少していますが、ここ数週間のような激変ぶりはおさまりました。ついに平均感染者数が1万人を下回りましたが、これは実にオミクロンによる感染が懸念されはじめた12月22日以来のこと。オミクロン流行前の5000人前後に戻るまであと数週間といったところと思われます。

過去8週間の人口10万人あたりの感染者数は25.6人。過去8週間の感染テストの陽性率は3.8%。こちらも順調に改善中です。今週の2度目のワクチンの接種率は73.6%。ブースター接種率は56.4%。こちらに関しては変動はさほど見られません。

最後に

この記事を書いている2022年2月24日現在、LA timesの統計 によると、サンフランシスコの感染者数は13万708人・感染による死亡者数は769人。先週の12万9495人と比べると今週の増加数は、1213人。1日の平均感染者数は173人。先週数値に誤差があったため、来週にはより正確な数値が出るものと思われます。ただ2週間前の1057人と比べても、かなりの減少傾向であることがわかります。

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