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△引退セレモニー後の記念写真、バックにジャパンタウンのシンボル5重の塔
115年の歴史を持つサンフランシスコのジャパンタウンにある最古のお店が、2022年3月31日に閉店しました。
Benkyodo(勉強堂)は、日本の伝統を守る和菓子屋さんで、毎日おいしい"Mochi"を提供してくれていましたが、オーナーが高齢になったためお店を閉めることになりました。ジャパンタウンに行くと、お餅を買うのを楽しみにしていたので、本当に残念です。
31日は最終日ということで、開店の1時間以上前に行って6時間並んだのですが、残念ながら私の前、10人ほどのところで売り切れになってしまいました。でも、とてもいい思い出になりました。
当日の様子を紹介します。
地元テレビなどで報じられた様子
■ジャパンタウン最古のお店
△115年の歴史を持つ勉強堂(JCCCNCコミュニティ誌)
サンフランシスコのジャパンタウンは1906年のサンフランシスコ大地震を受けて、市内に住んでいた日系人がここに集められたのが始まりです。勉強堂は、この年に商売を始めて今まで3世代115年続く唯一のお店でした。カフェも併設しており、地域の憩いの場所になっていました。引退されるにあたり、事業を継いでくれる人を探したそうですが見つからず閉店ということになってしまいました。
■早朝から並ぶ人たち
△早い人は2時から並んでいたそうです
開店は9時なのですが、早い人は2時から並んでいたそうです。私が行ったのは7時45分で、餅を求める人は町の1区画を過ぎていました。待つこと6時間、残念なことにあと10人ほど!というところで売り切れになってしまいました(-_-;)でも周りの人たちとお話もできて楽しかったです。
■Happy Retirement引退祝賀セレモニー
最後の販売終了後、地域の皆さんによる盛大な引退祝賀セレモニーが開催されました。
△引退セレモニーであいさつするオーナーのOkamura氏
△引退を祝う人たち
△閉店を惜しむ人でごった返す115年の歴史のBenkyodo
■感謝メッセージ
△店頭に掲げられたありがとうメッセージボード
■ジャパンタウンの様子
△桜が満開の日本町
■桜祭り
来週、4月9日から2週間にわたり、サンフランシスジャパンタウンで桜祭り"Cherry Blossom Festival"が開催されます。いいろんな日本文化紹介イベントがあるので、機会があればぜひ訪問してみてください。