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ハッピーイースター!
ウサギやエッグハントで可愛らしいイメージのある"Easter"は、キリストが十字架のはりつけられ、死んでしまったけど、3日目に蘇った"復活"したお祝いで、実は最も重要なお祝いなのだそうです。アイコン的な卵(イースター・エッグ)は、動かないけど中には生命が宿っている象徴。ウサギ(イースター・バニー)は多産なので実り多き象徴。純白の百合(イースター・リリー)は、女性の結びつきと言われています。
暖かくも無く寒すぎせず、良いお天気のサンフランシスコ。パンデミック以来のインパーソン(In Person/直接)で行われたイースターの礼拝に参加した時の話し。グレース大聖堂に写真を撮りに行ったら、どーぞどーぞと案内され、ついには礼拝に参加した時の話しです… ^ ^;
教会の方は、礼拝の準備や、参列者にパンフレット(式次第)を配っていたりしていました。中の写真だけ撮りたいと頼んでみると、礼拝のパンフレットを渡されどーぞどーぞと案内されました。あと20分くらいで始まる礼拝(Service)を見てるだけでもいいですか?と聞いたら、やはり、どーぞどーぞと微笑んで迎え入れてくれました。ベンチの端っこに、座り周囲を観察してみると、参列にやってきた方達の服装は、正装してる人、普段着の人(私など)、着席する前に片足ついて十字をきる人。両膝をついて祈りを始める人。ただ待ってる人(私など)様々でした。ちなみに親子づれは、比較的きちんとした服装の場合が多かったです。
従者を従え、お香の煙が聖堂内を一瞬にして厳かな祈りの場と変化させ、牧師さん達が礼拝堂の席に着きました。礼拝の順番は、概ね同じだと思いますが、覚え書きとして順序を辿ってみました。
・開催の挨拶
・聖書の朗読(ペトロの話)
・合唱隊のコーラス
・朗読(パウロの話)
・全員起立で讃美歌合唱(200)→全く知らないので口パク
・ゴスペル
〜説教がいくつか続き〜
・主への祈り
・全員起立で讃美歌(194)→知っている単語"ジーザス"と"ハレルヤ"部分は歌う
・キリストの肉を一口分いただく→小さくちぎったパンを貰いました
パンはキリストの肉・ワインはキリストの血と言われていますね。
もらい方は、隣の信者さんの後に続き真似しまし、パンをもらう時は、両手を少し重ねてと教えてもらいました。
そして、礼拝がほぼ終了する頃、寄付金を募りはじめました。寄付なので、いくらでもかまいません。寄付なのでしない人もいました。ほとんど幾らかバスケットに入れていました。バスケットをサッと覗き込んでみて、私は5ドル、隣の方は20ドルをバスケットに入れていました。この聖堂は、クレジットカードでも払い込みができ、それは冊子にも書いてありました。
約45分のイースター(復活祭)の礼拝は終了。
裏庭で軽く飲み物を用意しているとの事で、次は、キリストの血(ワイン)をいただけるのかと思いましたが、コーヒーとクッキーでした。
子供達の為のエッグハントの準備が始まっていました。この時気がついたのですが、礼拝には子供達がたくさん来ていて驚いたのですが、子供達の目的は聖書の朗読を聞いたり、讃美歌を歌ったりじゃなくてエッグハントが目的だったんですね。
いかがでしたか。
普段はほとんど神様の事など考えた事もないのですが、石造りの大聖堂で、粛々とに式が執り行われ、静寂が心地よく、坐禅の時の空気を思い出しました。時には厳かな行事もいいものですね。
この日、日本町では、3年ぶりとなる"桜まつり(Cherry Blossom Festivalサイト)"が開催されていました。前週は、大変な賑わいで、ニュースにもなっていました。そして大聖堂の桜は、ソメイヨシノもほとんど葉桜でしたが、それでも薄緑の葉っぱは、冬から春へ眠っていたものの目覚めを感じさせてくれます。
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【堀江謙一さんのイマココ】
https://www.furuno.com/special/jp/horie-challenge/
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