キーワードで検索
タイで楽しめる有名なスポーツのひとつがゴルフです。タイにはたくさんのゴルフ場があり、値段もお手頃価格なものから高級ゴルフ場まで選択肢も様々で、諸外国からタイへゴルフ旅行に来る人もいるほどです。
今回は、タイ在住の筆者がこれまで行ったタイ国内のゴルフ場の中で感動したナコンラーチャシーマ県内にあるホテル併設のゴルフ場「トスカーナバレーカントリークラブ(Toscana Valley Country Club)」を紹介します。「カオヤイ」と呼ばれるエリアに位置し、バンコクから約3時間のところに位置していますので、カオヤイエリアの近くの観光スポットもあわせて紹介します。
以前、タイの絶景ゴルフ場として、タイのチョンブリー県内にある「チーチャンゴルフリゾート」を紹介したことがありますが、今回紹介する「トスカーナバレーカントリークラブ」もラウンド中にここでしか見られないであろう素晴らしい景色を見ながらラウンドできる絶景ゴルフ場です。
目次
2022年筆者が訪問した2回共、ゴルフ場から見える風景が美しいのはもちろん、トスカーナバレーカントリークラブ(Toscana Valley Country Club)のコース自体も、大変美しく維持管理されていました。各ホールに、池やアンジュレーションも多く、大変刺激的なコースとなっています。ラウンド中、余裕がなく写真を撮れませんでしたが、バンコク近郊のゴルフ場ではほとんど経験することのない激しい上り坂が続くホールもあります。
グリーンも綺麗で、ラフに入ってボールが行方不明になってしまうということもほとんどないと思います。タイの高級ゴルフ場にしては珍しく、グリーンは少し重めなのもここの特徴のひとつかもしれません。
ラウンド中、ここはイタリアか⁉ドイツか⁉と感じられるような建物がところどころで見えました。後半11番ホール(写真上)では目の前にピサの斜塔のような建物(ホテル)が見えてきます。続く12番ホールでは、美しい白鳥のいる池を観賞することができ、まるで観光しにきたような非日常気分をも味わえます。インスタグラムにその様子を一部投稿していますので、よろしければ、合わせてご覧ください。
簡単なコースではありませんが、スコアが悪くても、美しい眺めの中でゴルフができて、満足度は高かったです。
筆者は、初回申し込みの際、トスカーナバレーカントリークラブのゴルフラウンドへ直接電話しました(SNSのメッセージで連絡しても問題ないかもしれません)。代金は、現地(クラブハウス内のRegalo Pro Shop)で支払いすれば大丈夫でした。公式ウェブサイトで公開されている2022年現時点でのプレーフィーなどは以下の通りです。キャディー及びゴルフカート代はタイでは1人に1人&1台必須の場合が多く、週末の場合、1人あたり、合計5700バーツ+キャディーさんへのチップ(300~500バーツ程度)が必要になってきます。
場所も遠い上、グリーンフィーが結構高いので、初回参加時、お得なプロモーション情報がないか、日本語はもちろん英語とタイ語でも探しましたが見つけられず。初回は、公式ウェブサイト通りの値段でラウンドしてきましたが、数か月後、「クラブタイランド(CLUB THAILAND)」で取り扱いされるようになりました。クラブタイランド経由で申し込む場合、クラブタイランドの入会金及び年会費(旅行者の方には短期で入会可能な会員タイプも有)を支払う必要がありますが、直接申し込むよりお得な価格でラウンドできるようになりました。2回目は、クラブタイランド経由で申し込みし、日帰りで行ってきました。私が申し込んだ時はもう少しお得なプロモーションでしたが、現在でも、グリーンフィー、キャディフィー、ゴルフカートフィー込みで、平日3,450バーツ、週末4,400バーツになっており、直接申し込むより1200バーツ以上お得になります。
入会金・年会費無料のGo Golf経由で申し込むことも可能で、直接申し込むよりお得になっていました。
クラブタイランドやGo Golfでは送迎サービス(有料)もあります。
なお、各値段は、時期によって変動する場合がありますので、念のため、利用時に確認するようにしてください。
ラウンド当日、ゴルフ場のクラブハウス入口でゴルフバッグをおろすと、係の人またはキャディーさんが、ラウンド開始前まで預かってくれます。この時、貴重品や着替えは一緒に渡してしまわないように注意しましょう。
クラブハウス内のプロショップで、利用料金(グリーンフィー、キャディーフィー、ゴルフカートフィー)を支払います。キャディーさんへのチップは、ラウンド終了時に直接キャディーさんへ渡します。キャディーさんからは、通常、ゴルフ場やキャディーさんの評価を記入する紙を渡されます。
ロッカーに、着替えなど、ラウンドに必要のない荷物を置き、ラウンドへ向かいましょう。(タイのゴルフ場では、ロッカーに貴重品を置きっぱなしにしておかないほうが安全だと言われています。ラウンド中も貴重品はあまり目立つ場所に置いておかないほうがよいでしょう。使用するかもしれないチップや飲食代は、スコアカード入れなどに入れておくと便利だと思います。
トスカーナバレーカントリークラブ(Toscana Valley Country Club)へは、バンコクから、車やチャータータクシーなどで約3時間です。時期にもよるかもしれませんが、通常、早朝はそれほど道が混んでいませんので、5時までにバンコクを出れば、朝食を現地でとる時間を含めて、8時30分前のラウンドに間に合うと思います。
食事は、クラブハウス内のレストランで、朝とお昼時に利用したことがありますが、タイ料理とイタリアンがあります。
朝食時に注文したタイ風おかゆがとてもおいしかったです。ただ、8時過ぎからのラウンドで、それほど早くも遅くもない時間帯でしたが、他のゴルフ場のレストランと比べて、このおかゆが提供されるまで結構時間がかかるのが注意点かなと思います。
夫が先に注文して、私が後から同じものを注文したのですが、それぞれ、出てくるまでかなり時間がかかった気がしますので、30分以上見ておくか、時間を確認してから注文したほうがよいかなと思いました。冷めてはなかったのですが、別の場所で作って運ばれてくるまで時間がかかるのかもしれません。
ランチは、インスタグラムに投稿済みですので、興味のある方はご覧ください。
クラブハウスに入ると、レストラン、そのすぐ近くに素敵なソファー席があり、テラス席に出ると、宿泊者だと思いますが、プールで泳いでいる人もいました。
トスカーナバレー(Toscana Valley)には、ゴルフ場の他、宿泊施設が4か所(Town Square Suites
Hotel La Casetta、Toscana Piazza、Castello Della Valle)ありますので、どっぷりとタイのイタリア(?)を体験するのも魅力的です。
趣味がゴルフの方は、カオヤイにあるゴルフ場をあちこちめぐるゴルフ旅行を満喫するのも楽しそうです。初めてトスカーナバレーカントリーゴルフへ行った時は、レビューがよく、ステイケーションプランでグリーンフィーがなんとわずか300バーツになるというプロモーションのあったキリマヤ・ゴルフリゾート&スパ(Kirimaya Golf Resort & Spa)に宿泊し、併設のゴルフ場でもラウンドしました。キリマヤでは、早朝一人でラウンドして、お昼前から家族と一緒にカオヤイ観光を楽しむ方もいるようです。こちらのホテル内のタイ料理レストランの雰囲気がとてもよかったですが、こちらのイタリアンもとても良いと聞いています。
トスカーナバレーカントリークラブへ日帰りで行った時は、帰りに、ワイナリー「GranMonte」へ立ち寄ってみました。
ワイナリー「GranMonte」には、スペースはそれほど広くはありませんが、ワインはもちろん、ブドウジュースやブドウジャム、ドライレーズンを使ったクッキー等取り扱うお土産コーナーがあります。
レストランと宿泊施設もあります。また、事前申し込みが必要ですが、10月~2月にかけては、ワイナリーを見学できるツアーもあるようです。
バンコクへの帰り道の眠気覚ましに、ワイナリー「GranMonte」のお土産コーナーで、コーヒーを買えたのが有難かったです。
カオヤイエリアには、この他にも、バンコクではなかなか感じられない自然や農を感じられる観光スポットがたくさんありますので、カオヤイゴルフへ行かれる場合はカオヤイ観光もあわせて検討してみてください。
以上、トスカーナバレーカントリークラブ(Toscana Valley Country Club)の紹介でした。参考になれば嬉しいです。それでは、皆様、サワディーカー。