ユネスコ無形文化遺産【キムジャン】後の風景

アニョハセヨ！ソウル2特派員のmineyです。

韓国の11月から12月の初めにかけてはキムチを漬ける行事【キムジャン】が各家庭で行われる季節です。

キムジャン（김장）とは冬の間に食べるキムチを一度にたくさん漬けることで、韓国では11月から12月の初めに行われる家庭行事です。2013年にユネスコの無形文化遺産に登録された韓国の文化でもあります。家族みんなが協力し合ってキムチを作り、この時期になると「キムジャンした?」という会話が飛び交います。家庭によって味は違いますが、基本的に白菜を塩漬けにしてから作っていきます。今回はキムジャン後の家庭にお邪魔したので、作っているところは見られなかったのですが、キムジャン後のお楽しみに参加しました。

韓国にはできたてのキムチと一緒に食べると美味しいポッサムという料理があります。多くの家庭でキムジャンの後にポッサムを食べます。ポッサムとは茹でた豚肉を薄切りにしキムチや牡蛎と一緒に白菜に包んで食べる料理です。

豚肉のジューシーさとピリッと辛いキムチがとても合っていて、パクパク食べられました。キムジャンのお手伝いをせずにいただいて、申し訳なかったのですが、次回はキムジャンに仕込みから参加してみたいなと思いました。みなさんも機会があれば、キムジャンのキムチやポッサムをぜひ召し上がってみてください。