【アメリカ・メリーランド州】アジア系のお祭りイベントで出店体験

美術・手芸は長いこと私の趣味の範囲でしたが、メリーランド州に住むようになってから、クラフトアートの作家活動を始めました。昨年から本格的に地元中心でクラフト・ショーの即売会への出店活動をしていますが、先日アジアン・ヘリテージのイベント会場で出店した体験をご紹介します。
（撮影・掲載承諾済）

世界各地にルーツを持つ人々が集まる「移民国家」であるアメリカ。その多様性を尊重し社会的に受け入れるまでの長い歴史を経て、現在は多種多様な人々の伝統を学び、積極的に祝う機会が設けられています。米国国務省の公式ページでは、次の9つの伝統月間（National Heritage Month）が紹介されています。（下記以外にも様々な民族ルーツやアドボカシーの歴史月間があります）

2月：黒人歴史月間Black History Month
3月：女性歴史月間Women's History Month
4月：アラブ系歴史月間Arab American Heritage Month
5月：アジア系・太平洋諸島系歴史月間Asian American and Pacific Islander Heritage Month
5月：軍隊感謝月間Military Appreciation Month
6月：LGBTQプライド月間 LGBTQ Pride Month
6月：カリブ系歴史月間 Caribbean-American Heritage Month
6月：移民歴史月間 Immigrant Heritage Month
9月中旬～10月中旬：ヒスパニック歴史月間Hispanic Heritage Month

そんななか、5月のアジアン・ヘリテージ月間にちなみ、メリーランド州ハーフォード郡のハワイアンレストランで開かれた、「アジアン・パシフィック・アイランダー・フェスティバル」で、地元のアジア系アーティストの一人として、クラフト作品の展示・即売のブースを設ける機会を、主催団体のビジット・ハーフォードVisit Harfordから直接オファーをいただき、出店してきました。
会場ではレストランの中庭の一角にブース用のテーブルを出していただき、一般のお客さんが食事をしている中、ミニステージでのハワイアン・ダンスのショーと共に、アート即売会を行いました。
当日はメモリアル・デー（戦没者追悼記念日）であったため、ステージのショーが始まる前に戦没者慰霊のセレモニーも行われました。