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今年もいよいよ押し迫ってきましたね。毎週土曜日に開催されているフェリープラザのファーマーズマーケットの様子からサンフランシスコはどうなのか紹介してきましたが、本年最後の月になりました。今月は天気に恵まれず、嵐の予報的中の第二週目のマーケットは、ご覧のとおり出店していたブースは3割ほど、運営スタッフもびっくりしていました。
エンバカデロに面したブースは、幸いフェリービルディングの屋根のある場所に出店できてました。
お天気がよくなといのは、屋外の買い物は大変ですが、ファーマーさんたちにとっても収穫作業が大変です。出店していても品数や種類は少なめです。クリスマスディナーの買い物もままならない状態でした。
「嵐の中、サポートしてくれてありがとう」の言葉と共に、各ブースでは買い物客に”おまけ”してくれたりし、安くしてくれたり。来てくれたことへの感謝の気持ちを沢山いただきました(笑)長靴はいてレインコートを着て頑張っている来た甲斐がありました。
さて、『フィフス・クロウ・ファーム』ではエアルーム品種のりんごが並んでいました。右の赤いのがエンタープライズ、左側はファーマーさんイチオシの”ムツ”です。クリスピーで柔らかな酸味が特徴で、フェリービルのマーケットでここしか売られていません。日本のフジ(Fuji)りんごはとても有名になりましたが、ムツもどんどん市場に出て欲しいですね。頑張れ日本の美味しい食材!
*エアルームとは、最近よく耳にする言葉ですね。先祖代々引き継がれたものの意味で、野菜における日本語での定義ではさしずめ、伝統野菜、固定種となりますでしょうか。
第3週目のマーケットは、チャンドラー・ポメロが登場しました。日本だと”ザボン”と呼ばれていて、これから春先まで出回ります。この日は10個くらいの少量でしたが、初物なので一番重いのを選んでもらって買ってみました。2lbちょっとだったので、4ドル
食べてみると、甘さと酸味がとても美味しいです。日本の果物の糖度に比べると海外の果物は少しもの足りない気がしますが、食材本来の味ということでご了承ください。ほろ苦味を生かして、マーマレードや砂糖漬け、また薬膳として効果もあります。
このポメロ、なんでも1800年代にイギリスの探検家がアメリカ大陸に持ち込まれました。アメリカ国内どこでも育つ訳でじゃなく、結局はカリフォルニアとフロリダの2大柑橘産地でほとんど栽培されていています。チャンドラーは、カリフォルニア大学のシトラスセンターで商品開発された品種のようですね。
クリスマスイブだった第4週目。天気は良かったのですが、住んでいる人たちはホリデーシーズンで旅行や帰省中。逆に観光客の姿が多かったです。ファーマーさん達にとってもクリスマスでお家が忙しいわけですから、この日も嵐の日と同じくブースは半分くらいでした。各ブースも出荷数を半分くらいにとどめていました。
翌日はクリスマスなので、今更クリスマスリースも売られておらず、アメリカは、お正月を祝う習慣もありませんから、水に挿しといたら半年以上楽しめる柳が登場です!今は枝だけで寂しげですが、年が明け日が少しずつ長くなると可愛い緑の芽が吹き始め、透明なガラスの花瓶に差しておくと、根っこ生えていく様子も観察できて気がついたら柳の葉っぱがわさわさとなり、おもしろいです。
【フェリープラザファーマーズマーケット】
さて、皆さんはクリスマスはいかがお過ごしでしたか?私は、クリスマスイブは、NFL(アメフト)絶好調のサンフランシスコ49ersのテレビ観戦。翌クリスマスもNFLのテレビをずーっと観てました。何もしなかった二日間でした。
今年のクリスマスは、日曜日と祝日が重なっているため、公的機関は、月曜日(26日)が振替休日となります。郵便局に行って閉まっていたので思い出したうっかり者でした。
元旦も日曜日なので、2日は振替休日。念の為お知らせです(苦笑)