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いつになったら去るのか…「爆弾サイクロン(Bomb Cyclone)」と言っているほど酷い嵐です。正月明け1月3日から業務が通常に戻るつもりが、休業、休校で街路樹も強風で倒れてしまい、夜通し伐採作業に追われるサンフランシスコ・ベイエリアです。そんな中、市内の有名観光地を視察。青空じゃないサンフランシスコですが、春休みに向けて旅前情報としてお役立てください。
パッケージツアーの市内観光は、シビックセンター・ツインピークス・ゴールデンゲートブリッジ・パレスオブファインアーツとフィッシャーマンズワーフは、必ずコースに入っています。サンフランシスコは市とカウンティー(郡)が一緒です。正式名称は”シティ&カウンティ・オブ・サンフランシスコ”庁舎前のクリスマスツリーは来週撤収されます。この周辺は州の建物、連邦ビルや裁判所、保健局、水道局…等々、役所関係はほぼこちらに集まってます。何かの反対運動の時はここに集まるわけです。
景勝地ツインピークスは、高さが275mの二つの丘です。運よく雨が止み街の景色が見えました。斜面には、少しずつ”サワーグラス”の黄色いお花が咲き始めました。3月くらいには斜面いっぱい黄色い絨毯となります。春休みに訪問を計画されている方、楽しみにしていてくださいね。
次に向かったのが、年間1500万人(パンデミック前)の訪問者があり、全米で最も訪れる人が多い国立公園、ゴールデンゲート・ナショナル・レクリエーション・エリア(GGNRA)です。アメリカを代表する橋ゴールデンゲートブリッジがあるところです。ザ・観光地のヒトツですが、内務省で管理されています。ここは、サンフランシスコ市警察、サンフランシスコ郡警察、カリフォルニア州警察、パークレンジャー、ブリッジパトロール、5種類のパトロールカーを見る事ができます。パトカー好きな僕たちにはたまらない場所。緊急事態じゃなければ気軽に写真撮影させてくれます。更に運がよければ騎馬警官もやってきます。
寒い日は、温かい飲み物が欲しくなりますね。展望台脇にある「ランドハウスカフェ(Roud House Cafe)」この建物は1937年、ゴールデンゲートブリッジと同時期にできたものです。アール・デコスタイルの外観で、中ではマリンカウンティーにあるイクオーターコーヒー(Equator Coffee)がカフェを運営しています。橋側の窓を大きくて、ホント橋の目の前でコーヒータイム(コーヒー$3.25)です。観光地にしては良心価格☆
ペストリーもあるし、オリジナルグッズも売っていて、サンフランシスコ土産にもいいかもしれません。
昨年7月にオープンしたGGNRAの新名所 プレシディオトンネルトップ(Presidio Tunnel Tops) かつて陸軍第六師団だった場所です。第二次世界大戦ではここで日本語教育も行われていました。当時の面影をさりげなく残して修復するところはなおして、一般に開放しています。ユーカリグローブにはいくつもトレイルコースがあり、一瞬サンフランシスコにいるのを忘れさせてくれます。
定番市内観光コースのパレスオブファインアーツ(Palece of Fine Arts)は、ギリシャ風の建物です。結婚式の写真撮影に使われる場所で、映画の舞台にもなったりしています。1915年のパナマ運河博覧会の跡地で、この神殿の上に女性が顔を塞いでどこか寂しそうな彫刻があります。
1915年、第一次世界大戦勃発。戦場はヨーロッパでアメリカではありませんでした。楽しい博覧会中でも世界の何処かでは、戦争をしていて、兵士の帰りを待つ女性たちの悲しみの様子を現したものです。
この周囲は一般の住宅地で、一軒数億円から。
何かの撮影の準備中でした。
この後は、GGNRAに隣接するアメリカ屈指のザ・観光地フィッシャーマンズワーフ。年末年始は青空がなかなか見えなかったですが、サンフランシスコの街の様子も含め歴史や豆知識を得るにはなかなかいいです。
今年は観光客がパンデミック前くらいになるのではないかとの話もあり、商務省内に観光に特化した部署が設けられ、観光客獲得やコロナからの復活を支援しようと動き始めます。
日本で言う正月気分も抜け、イルミネーション撤収作業が始まったサンフランシスコ各所。この作業が始まると、一気に日が長くなって春に向かって一直線です。
卒業旅行を計画されている皆さん。
古き良き歴史と世界最新の情報集まった
まるで温故知新のような街がサンフランシスコですよ!