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みなさま、サワディーカー。2023年3月18日~26日まで、タイ国有鉄道(SRT)バンコク駅(通称:フアランポーン駅、今回のイベントでは、フアランポーン駅という名称での告知が多いため、以下フアランポーン駅で記します)※で、2023年3月26日にタイ国有鉄道126周年を迎えることを祝して、光と音のショーが開催されていますので紹介します。
※以前、閉鎖が騒がれたフアランポーン駅は、長距離列車の発着はなく、その機能はクルンテープ・アピワット中央駅(旧名:バンスー中央駅)へ移転となり、近郊列車と観光列車の発着があります。
目次
現在、フアランポーン駅で開催されているショーは、 Creative Economy Agencyが主導となり、タイの首都バンコクの観光促進のために、9月まで開催される「Unfolding Bangkok」のイベントの一環で行われているものです。
中でも、フアランポーン駅でのイベントは、「Living Old Building」という副題を掲げ、歴史的建造物4か所で行われているもので、フアランポーン駅は3か所目となっています。詳しい内容は、タイ語になりますが、https://www.cea.or.th/th/single-project/Unfolding-Bangkok-Living-Old-Buildingでご覧いただけます。
フアランポーン駅のドーム型の駅舎は、ドイツのフランクフルト中央駅をモデルに、イタリア・トリノ出身のMario Tamagno氏らによってデザインされ、100年以上経つ現在も、外から見ても中から見ても美しく、夜間(19時~22時)開催されるイベントは圧巻の眺めでした。
時間の関係上、全てを紹介しきれませんが、イベントの一部を以下に紹介します。
開催日によって、内容が少し異なるかもしれませんが、プロジェクションマッピングは、上の写真のフアランポーン駅の駅舎前で、19時~と20時~、時間ちょうどに始まり、数分間見られました。たくさんの人で賑わっていました。ここから駅舎のほうに向かうと、天井が白く点灯していて、見ていて、楽しかったです。
イベント開催中かどうかわかりませんが、19時半近くなると、近くの建物がタイの国旗カラーにライトアップされていました。
蒸気機関車が2台展示されています。写真は長時間露光で撮影したので人がうつっていませんが、たくさんの人で賑わっていました。19時~22時の間、天井は赤くライトアップされ、大変美しかったです。ライトアップがプラットホームに反射しているのも美しく、見る場所によっては、プラットホームにタイの国旗の赤白青のカラーが見られ、幻想的な眺めでした。今回車内を見る余力がありませんでしたが、車内も見学できるようです。
プラットホームには、まるでスポットライトが当たっているような場所がたくさん用意されていて、たくさんの人がポートレートを撮っていました。夜に開催されるということもあって、一人で来て自撮りしている人はほぼ見当たらず、誰かと一緒に来て写真撮影を楽しんでいる人が多かったです。
チケット売り場からプラットホームに入ってすぐ近くのところには青い光線が出ている場所があり、そこも、たくさんの人で賑わっていました。一部ですが、以下、Youtubeに動画を公開しましたので、よかったら合わせてご覧ください。
以上、100年以上、タイの首都バンコクの玄関口として、たくさんのタイ人や旅行者に愛されてきたバンコク駅(通称:フアランポーン駅)でのイベントについて紹介しました。イベントが始まる前の夕景もとても綺麗でした。機会のある方は、期間限定のイベントを楽しんでいただけたらと思います。それでは、皆様、サワディーカー。