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皆さん「シンコ・デ・マヨ(Cinco de Mayo)」ってご存知ですか?スペイン語で、5月(Mayo)5日(Cinco)の事です。1862年5月5日にメキシコ軍が無敵のフランス軍に勝ったお祝いの日、メキシコ・ブエブラ州の祝日のようです。メキシコと国境を接しているカリフォルニア州では、メキシコより有名なメキシコの祝日と言われています。アメリカでのシンコ・デ・マヨの始まりは、1863年今のコロンビア州立公園周辺のメキシコ系労働者が、その勝利に歓喜し花火や歌を歌い祝ったのが始まりです。と言っても今回は、シンコ・デ・マヨとは全く関係なく、パンデミック前に出された案内書のアップデートの為、ミッション地区バレンシア通りを歩いてみました。
ユニオンスクエアから目的地、市内最大のヒスパニック系コミュニティ、ミッション地区へは、ミュニバス(#14)か、BARTの16thストリート駅、24thストリート駅が簡単です。今回は24th駅。駅周辺は異国情緒あふれるラテンな雰囲気です。晴れた日は露天商が並び食品から洋服、小さい電化製品まで売っています。
そのミッション通りと並行してるのが、今回歩いたバレンシア通りです。
サンフランシスコ発。ワンちゃんの為のレストランと食材店が「ドッグゥ(Dogue)」です。何も知らずに入ると、まるで人間たちのスィーツショップです。美しく並べられたドッグトリート(犬用おやつ)は、どれも美味しそうです。オーガニックのドッグフードもあり、ヘルスコンシャスなペットちゃんには美味しく頼もしいショップです。
持ち帰りは勿論、店内でワンちゃんと一緒に過ごせるので、飼い主さんも大喜び。
癒しのアイコンのニャンコです。ニャンコラバーに嬉しいお店が、キャットラウンジ「キッティ(kit tea)」があります。
アンティーク好きなので、常に古着屋さん、骨董品店は気になるところ。アレ、こんな店あったっけ?と気がついたショップ2店です。
1店目「アイスリフト(Eye Thrift)」行列のできる激うまベーカリー「アリスメンディベーカリー(Arizmendi Bakery)」の近くにありながら、全く気が付かなかったです。入ってみるとスポーツチーム(NFL/MBA/MLB、カレッジ系)ジャージはかなり充実。スポーツジャージはメンズが多く、大きすぎてしまうのですが、ここは小さいサイズがあってスポーツ観戦ラバー女子には涙ものありがたい。アウトドア系も状態がよいもの多くて、またゆっくり物色したくなるショップです。
さて、バレンシア通りの18th〜19th間は、かのダンデライオンチョコレート、クラフツマン&ウルブス、今サンフランシスコで最も勢いのあるクラフトブルワリーの「フォートポイント」が並んでいます。
同ブロックに、以前レトロと言うユーズドショップがありました。その店はディーラーも買い付けにくるようなお店で、質の良い物がいっぱいありましたが、諸事情で無くなってしまいました。ここ数年はミッション地区の古着屋さんが次々閉店と古着好きには寂しいかぎりです。”Vintage” の文字を見つけた時思わず飛び込んでしまいました。
以前のお店より、こざっぱりとして、アクセサリーやちょっとした食器もあったり、ファッション以外の商品がありました。スタッフもとても親切で、ここも改めて立ち寄りたい場所になりました。
その他、パンデミック前からある
◆バッファローエクスチェンジ
◆コミュニティスリフト
◆アフターライフコレクティブ
◆ノーショップ
勿論健在です。
*そー言えば、古着を”USED”ってよく言ってましたが、最近言わなくなった気がします。
地元の人に愛され続けたルッカイタリアンデリが、惜しまれながらも閉店した一昨年。お店の内部土掘ったり、工事着手していました。どんなお店になるのでしょうか?
以前、ミッションチーズだった場所が、今度は韓国系お稲荷屋さんになりました。その名も「ボーボップ(Bobop)」メニューや営業時間を少し変えたソフトオープン中。”クラフトビバレッジ”と言うのも気になるし、本格営業したらどんな感じなるか楽しみです。ユニークな店名のボーボップは、ボバティ+(韓国語でお稲荷さん)チョーボップの造語。
このお店はなんになるのだろうか?
このバレンシア通りは、来るたびにいろんなお店ができて楽しい所ですが、案内書に掲載してるお店も変わってきています。パンデミックの影響は勿論あるでしょうし、テレワークで引っ越したり、住んでいるいる人の変化もあるんだろうなと思いました。
サンフランシスコにやってくる日本の旅行者誘致に向けて動き出している観光協会。資料では2019年サンフランシスコにやってきた日本の方は13万6000人。昨年は2万2000人とパンデミックの影響を受けています。しかし、今年は徐々に回復傾向で、7万人以上の方がいらっしゃると予測しており、来年は更に17万人以上と、なんと2019年以上の集客数を目指すそうです。サンフランシスコの観光業界でも、安心してお越しいただけるよう様々な形で受け入れの準備をしています。最近の観光は、より現地生活に密着した街歩きやアウトドアアクティビティに興味のある方が多くなっているようです。大好きなアーバンハイキングは、どんどんお伝えしていきます!そして、皆さんの楽しい地球の歩き方の参考にしていただければ幸いです。