夏真っ盛りのアメリカ。6月中旬のサンフランシスコの様子

6月も中盤に入り、夏休みムードが漂うアメリカ、サンフランシスコもさまざまな夏のイベントが開催されています。今週のサンフランシスコの様子をレポートします。

先週もお伝えしたように、サンフランシスコではユニオンスクエア周辺の小売店舗の閉鎖が続いています。今週は、ユニオンスクエアにある大型モール「Westfield」が、大型デパート「ノードストローム」の閉鎖を受け、5億5800万ドルのローンの支払いを停止し、借主にモールの支配権を譲渡する手続きを開始すると発表しました。

同じくマーケット通りに位置するファストファッション「Old Navy」の店舗も安全性の理由から数週間後に店舗の移転を発表しています。今年に入ってからダウンタウン地域の小売店の閉鎖は勢いが止まりませn。

プライド月間の真っ最中、今週もさまざまなイベントが計画されています。今週は、世界最大かつ最も長い歴史を持つLGBTQ+映画祭Frameline: San Francisco International LGBTQ+ Film Festivalが、6月14-24日の10日間開催されます。イベントは、サンフランシスコの7つの会場とオークランドの2つの会場で開催される予定です。一般入場券は17.50ドルです。

ダウンタウンのミントでは6月16日から7月3日まで、世界的に有名なフラワーショー「Fleurs de Villes」が、地元のLGBTQ+のアイコンを花で祝うPRIDEを開催するほか、プライド月間のアイコンであるピンクトライアングルがツインピークスの丘に明日6月17日から30日まで点灯されます。それに従い、今月末まで市庁ではイルミネーションを同じくピンクにする日が5日間設けられます。

プライド月間のイベントのほかに、サンフランシスコで楽しみたい今週の夏のイベントをご紹介します。
今週末はノースビーチで、サンフランシスコ最大のストリートフェアと言われるNorth Beach Festival 2023が開催されます。イタリアの屋台はもちろん、チョークを使った子ども用イベントなどが企画され、家族で楽しめます。

またStern Grove Festival では、今週末6月18日から8月20日まで毎週日曜日の午後2時から、公園で無料のコンサートが開催されます。

このコラムを書いている2023年6月16日現在、サンフランシスコの市のデータによると今週1週間のサンフランシスコの陽性率は7.8%。カリフォルニア州の平均陽性率は5.7%です。先週と比べて、州平均の感染率が多少上昇しています。夏真っ盛りのアメリカ、来週もサンフランシスコの様子をレポートします。