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アニョハセヨ!韓国特派員のmineyです。
韓国の伝統酒といえば、マッコリ。発酵された天然炭酸が強く、シャンパンのようなマッコリもあります。
シャンパンマッコリで有名な福順都家(ボクスンドガ)の直営店が4月にソウル駅内にオープンしたとのことで、行ってみました。
※お店のスタッフより撮影、掲載許可を得ています。
福順都家(ボクスンドガ、복순도가)は釜山の北に位置する蔚山市にある醸造所で造られたマッコリです。韓国産100%の新米で造られ、自然発酵された生マッコリのため、賞味期限が短いです。保存する際は10℃以下の冷蔵保存が必要なため、現地で飲むのがおすすめです。
オープンしたソウル駅店は空港鉄道に向かうソウル駅15番出口の前にあります。15番出口の案内に向かっていくと行きやすいです。
店内ではバッグ、ピンバッジや器も売られていました。
こちらのお店で売られているお酒は
・ソンマッコリ(韓国産米100%、12,000ウォン)
・赤米マッコリ(紅麹菌をつけて発酵、12,000ウォン)
・スーパードライ(酸味が強い、18,000ウォン)
・濁酒(とろみあり、濃厚な味わい、24,000ウォン)
・薬酒(マッコリの上澄みを利用、60,000ウォン)
・過夏酒(薬酒と焼酎のいいところどり、90,000ウォン)
の6種類です。
※2023年7月の価格です。
今回、飲んだことのない赤米マッコリを購入し、飲んでみました。
購入する際に保冷バッグに保冷氷(無料)を入れてもらい持ち帰ることができます。
マッコリは繊細な飲み物ですので、すぐに冷蔵庫に入れて保存しましょう。
福順都家マッコリを開ける際はとにかく慎重に開けなければいけません。
一度にフタを開けると、マッコリが吹きこぼれてしまいます。
まず、45度に傾け、ゆっくりフタを開け(完全に開けず緩める)、シューッと炭酸を出していきます。
フタを緩めると、ブクブクと泡が出て、下に溜まっていた麹が混ざり合います。
開け閉めを繰り返し、シューッという音が小さくなり、炭酸を出し切ったら、注ぎ時です。
ピンクカラーが可愛らしい赤米マッコリのお味は甘酸っぱく、まろやかです。アルコール度数は6.5%ですが、マッコリ特有の頭の痛さはなく、飲みやすいマッコリです。ずっと炭酸の泡がシュワシュワと出ていて、生きている感じがしました。日本でも購入できますが、出来立てのマッコリを現地で飲むのとは味が変わってくると思います。空港鉄道を出た辺りにお店がありますので、ソウル駅に到着後に購入し、冷やしてからホテルで飲んでみてはいかがでしょうか。
※韓国でもお酒は成人してからです。未成年者のお酒の購入、飲酒は法律で禁じられています。