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みなさま、サワディーカー。2023年は3月5日に夏季入りしたタイですが、2024年はすでに夏季入りしており、大変暑い日々が続いています。雨季入りするであろう5月下旬まで暑い日が続くとされています。去年の記事「2023年2月半ば~3月下旬(タイ夏季入前後)に、タイ・バンコクで見られるタイの桜の名所」で紹介したタイの桜の名所の様子を今年もお伝えしようと思ったのですが、2024年2月22日時点で、モーチット駅周辺のタイの桜はすでに散ったあとのようで、ピンクの花びらを清掃している様子が見られました。雨が降り、いったん気温が下がって、また気温が上がればまた開花するかもしれませんが、今回は、モーチット駅下車すぐのチャトチャック公園内の動植物を観察してきましたので、その様子を紹介します。
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2024年2月22日に、タイは、2月21日に夏季入したことがタイ気象庁より正式に発表されました。その後、2月26日にはタイ全域に夏の嵐が到来する予報が出て、突然の雷雨がありえるとのことで、少し暑さが和らぐのではと期待しましたが、バンコク界隈では雷雨というほどの雨はほぼなく、連日猛暑だなと感じる日々が続いています。
タイの夏季入り前後には、タイ・バンコク都内で、タイの桜といわれるチョンプーパンティップの花がきれいにみられるようになります。バンコクで気軽に観賞できる場所といえば、公共交通機関のBTS(バンコクスカイトレイン)モーチット駅周辺で、駅下車すぐのチャトチャック公園入口近くの通りに沿ってたくさんのタイの桜が見られますが、今年はすでに散っており、地面には、ピンクの花が落ちている場所がちらほらあるという感じでした。
タイの桜がきれいに咲いている時にも見られる花ですが、今回、タイの桜「チョンプーパンティップ」とよく似たトランペットの形をした黄色の花が一部で咲いているのが見られました。こちらの花もいくつか地面に落ちている場所があり、その様子もまたとてもきれいでした。タイ語では、「ทองอุไร(読み方:トーンウライ)」というようです。英語では、「yellow trumpet flower」、和名は「金鈴樹(キンレイジュ)」というお花のようです。バンコクでは、船の形をした寺院「ワット・ヤンナーワー」の敷地内等でも咲いているのをよく目にするお花です。このほかにも、たくさんのお花が開花していました。チャトチャック公園とつながっている鉄道公園のほうまで行くと、ブーケンビリアやタイの国花「ゴールデンシャワー」のお花も見られました。
以前、記事「たくさんの蝶が見られる!タイ・バンコク昆虫館「Bangkok Butterfly Garden and Insectarium/อุทยานผีเสื้อและแมลง กรุงเทพฯ/バンコク蝶の庭と昆虫館」で紹介したことのあるスポットにも行ってみました。今回、Google mapの誘導通りではたどり着けなくなっており、いったん、Google mapにある「ワチラベンジャタート スポーツセンター(ศูนย์กีฬาวชิรเบญจทัศ)」に行ってから向かうとやっとたどり着けました。暑いなか、蝶たちも元気いっぱいに活動していました。
以上、年中暑い国なので、タイの桜を除いては、あまり大きな差はないかもしれませんが、タイ・バンコクの夏季の様子を紹介しました。暑さが苦にならない方で、動植物がお好きな方は公園散策もおすすめではないでしょうか。夏季ではないかもしれませんが、写真撮影が大変上手なタイ人女性いわく、チャトチャックとつながっている鉄道公園では、フクロウも見られるのだそうで、よくフクロウの写真をFacebookで投稿しています。私もいつか会えたらなと思います。