秋がさらに深まっていく10月のストックホルム情報

朝晩寒くなり、日が短くなっていくのがさらに感じられる10月です。

9月は比較的温暖で、寒く天気が悪かった７月や８月よりも夏を感じたような月でした。いっぽうでは、アビスコなどスウェーデン最北地域で９月にしては珍しく初雪も観測されたりもしました。
さて10月はどうなるでしょうか。曇天の日が多く、最高気温は10度前後となるでしょう。朝晩は特に寒く、５度前後となるでしょう。東京の冬を想像していただくと良いかもしれません。ただし、空気は乾燥しているので、東京よりも暖かく感じられます。
10月の間で日照時間は９月と同様、２時間半程度短くなります。10月１日の日の出は６時51分、日の入りが18時22分で、日々５分少々日短になっていきます。10月31日になると日の出は７時03分、日の入りは15時58分で、日照時間は９時間を下回るようになります。
９月はオーロラがほぼ毎日見ることができた週もありました。さらに夜長になる10月はもっとチャンスがあると良いです。

長袖、長ズボンに、フリース、フーディーや薄手のジャケット、コートがあると良いです。ニット帽やマフラーも活躍する時期になってきます。

２日（月）から９日（月）
10月第１週目の恒例行事であり、その年のノーベル賞受賞者が決まります。ノーベル賞博物館では受賞者に電話する様子をリアルタイムで放送したり、受賞内容に関するプレゼンテーションが行われたりします。また博物館にとどまらず、ストックホルム市庁舎など各地でノーベル賞に関する無料・有料イベントが行われます。
ノーベル・コーリング・ストックホルムウェブページ： https://nobelprizemuseum.se/en/nobel-calling-stockholm-2023/

４日（水）
スウェーデンには、パンケーキ、セムラなど食べ物にちなんだ日がたくさんあります。その中でも、市民の多くが心待ちにしているのがシナモンロールの日です。ベーカリーでは多くの注文が入り、最も多忙な日の１つでもあります。また、毎年、各地域のベストシナモンロールが決まったりもします。ちなみに、ストックホルムの今年のナンバーワンはBergstrands Bageri（ベリイストランズ・バゲリ）です。ストックホルム観光の際は、ぜひ味わってみてください。
Bergstrands Bageriインスタグラム： https://www.instagram.com/p/Cxxa1Nzsx-8/?utm_source=ig_web_copy_link&igshid=MzRlODBiNWFlZA==https://www.instagram.com/p/Cxxa1Nzsx-8/?utm_source=ig_web_copy_link&igshid=MzRlODBiNWFlZA==