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いよいよアメリカホリデーギフト商戦が始まりました!オンラインショッピングは、年々優勢になってきていますが、素敵なクリスマスデコレーションに囲まれたショップに出向いて、あれやこれや見て回るのは、購買意欲マックス!楽しいものです(私そちら派)さて今日は、サンフランシスコ発チョコメーカーの大御所ダンデライオンのファクトリー見学の様子です。ヘェ〜とかホォ〜とか、えっ!そーだったの?とか、ファクトリー内の知られざる、ちょっと目からウロコ的な学びのある見学ツアーでした。これを知ってしまったからには今年の一押しギフトになりました。
ダウンタウンエリアからの行き方ですが、バートのミッション16th駅から徒歩10分ほどです。角にどっしりとしたレンガの建物がダンデライオンチョコレートファクトリーです。パンデミック後ようやく再開して、平日11:00〜13:00〜15:00〜16:00〜1日数回ツアーあります。事前にWEBで申し込んでおいた方がいいですが、空いていたら当日でも可能です。
集合場所は併設のカフェです。待っている間、ショップを覗いたりして過ごしてくださいね!ただし、ツアーの最後にホットチョコレートの無料券もらえるので、ツアー終了までちょっと我慢してください(笑)
13:00のツアーが始まり、小さいお部屋に案内されました、参加人数は12名です。ガイドさんの自己紹介から始まり、簡単にカカオとは何ぞやと続きます。長さ30センチ、ラグビーボール状の真っ赤なカカオの実を取り出し、ごついナイフで真っ二つに割りました。
中から乳白色のネットリしたスライムに包まれた生のカカオ(種)が出て、正直ちょっとグロテスクだったので参加者は一瞬息をのむ。そのネットリ感はSF映画に出てくるエイリアンの卵みたい。一瞬ちゅうちょしましたが、食べたてみると別にどって事なく、匂いもないし大した味もありませんでした(案ずるより食べるがよろし)
このエイリアンの卵みたいなのが、発酵すると私たちの知っているカカオの色になります。
想定以上にしっかりしたレクチャーで、質疑応答タイムでは専門的な質問もありました。ミニミニチョコレートファウンテン(溶けたチョコレートをクルクル回してる機械)からチョコのいい香りがしていて、試食用スプーンで少し食べたりして気分転換。
次に、いよいよ実際作っているところを見学してまわります。
ここからは見てわかる事が多くて、多少コミュニケーション苦手でも問題ありません。
レクチャーでスライム状のカカオにびっくりした次に驚いたのが、チョコバーの出来栄えを目視で確認していた事でした。集中力がどれだけ続くかの勝負ですね。
思わず素通りしそうな場所ですが、透明なプラスティックの箱には金色のホイルに包まれたチョコレートのバーです。ここは、ラベルのラッピングをする所です。窓際に黙々と表紙をラッピングしていました。私たちツアー参加者1ゾロゾロやって来ても振り返る事なく、ひたすら包み続ける…。包みを思い切りバリっと破っちゃうのができなくなりそうな、そんな空気がながれました。
今度からは、丁寧に開けますね。
様々な学びがあったファクトリーツアー。あんなに話が脱線してもちゃんと時間通りに終了です。知識もすごくてチョコレート愛をいっぱい感じたお見事なプロの案内でした。天晴れ!
ファクトリーツアーの料金一人20ドル。楽しみたい方も、チョコレートについてちょっと深く知りたい方も、そしてダンデライオンチョコレートの秘密に迫りたい方も、充実の課外授業的ツアーいかがでしょうか。
ツアー最後にホットチョコレートのドリンク券がもらえます。飲んで帰ってもいいし、また別日に利用してもいいそうです。併設カフェの窓から冬のやんわりした日差し、ホットチョコレートが似合う季節にじゃありませんか?
<今回ご紹介したツアー以外にもたくさんのツアーがあります>
ファクトリーツアー予約by Tock