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創業1983年の老舗イタリアンレストラン「L’Opera」が今年5月にリニューアルオープンした「Opera Italian Restaurant(オペラ・イタリアン・レストラン)」へ行ってきました。日本人が多く暮らす地区にあり、日本人の間では、以前も現在も「オペラ」と呼ばれるイタリアンレストランで、内装がとてもお洒落になったと話題のお店です。Goole mapの評価は賛否両論あり、バンコクイタリアンの中では4以下という厳しい評価になっていますが、数日前でもディナーの予約がとりづらく、それもそのはず、「Authentic Italian」とあるだけあって、味やサービスはバンコクイタリアンの中ではかなりよいほうだと感じられました。実際、どんな感じだったのか、レポートしたいと思いますので、参考になればと思います。
イタリアンレストラン「Opera Italian Restaurant(オペラ・イタリアン・レストラン) 」の特徴はなんといってもおしゃれな内装になるのかもしれません。私が訪問した日は、クリスマスが近いということもあって、中には輝くツリーが飾られていました。近くの階段でたくさんの人が写真を撮っていました。壁には、たくさんの写真や絵が飾られており、トイレの前は鏡と天井に造花があしらわれています。ウェブサイトを見ていると、窓際の席もありそうでしたが、通された席には見渡す限り、窓は見えず、暗いですが、ムードあふれる雰囲気。
ドレスコードは確認できていませんが、ジーンズや短パン、サンダル等を着用している人は見渡す限りどこにもおらず、普段着では行けなさそうな雰囲気です。まるで結婚式や2次会に行くような服装で来店している人が多いです。男性は上下白のスーツ、女性は、背中の見える白や赤色、黒いパーティードレスを着用している人が多かったです。ハッピーバースデーケーキや薔薇のプレゼントなどをしている人もいたので、記念日に利用する人も多そうでした。
訪問する数日前に、夫が電話予約をしてくれましたが、週末ということもあり、21時~しかとれませんでした。Chopeeのアプリ経由でも予約のとれるレストランでしたが、私もチェックみたところ、ランチタイムは予約の空きがあったものの、近日の週末の予約は数日前から埋まっており、ディナーの予約は火曜日以降しか空いていませんでした。タイミングによるかもしれませんが、夜は大変人気のようです。
こういった雰囲気は好き好き分かれるところかもしれません。オペラで食事する際には、おしゃれしていくことをおすすめします。
イタリアンレストラン「Opera Italian Restaurant(オペラ・イタリアン・レストラン) 」の料理は、最後にまとめた情報欄にリンクしたお店のインスタグラムのハイライトでメニューを確認できますが、上記の通りです。この他、インスタグラムの広告で目にしましたが、ランチセットの提供もあります。
わが家は、お酒、特に、ワインは飲まないので、詳しくは分かりませんが、数ページに及ぶワインリストがありますので、ワイン好きの人も満足できるのでは、と思います。(タイでは、日本以上にワインが高いです)。
最初にサービスで提供されるパンがたくさん出てきます。なかなかおいしいパンがたくさん出てくるので、2人で来る場合、ディナーでパンメニューを頼むと食べきれず、もったいないように感じます。隣のテーブルのスレンダーなカップル(?)は、サンドイッチとピザを頼んでいましたが、いずれもすごいボリュームで、どちらも食べきれなさそうでした。そういう私も、ピザはどうしても食べたかったので、「BURRATA & NDUJA」を注文しました。
ピザのトッピングをハーフアンドハーフでオーダーすることはできませんでした。Google mapの他の方のレビューにもありましたが、ピザ生地のおいしさは格別でした。今回のトッピングの、おそらく、NDUJAのソーセージ(?)のフレーバーがあまり好きではなかったのですが、生地が大変おいしかったので、とても嬉しいピザとの出会いでした。料理のボリュームが多いとは知らなかったので、ピザは少し食べて、残りを持ち帰りにさせてもらえるか聞くと、箱に入れてくれました。タイでは、ピザのお持ち帰りが普通にできるのが嬉しいですね。
揚げ物「FRITTO MISTO」やリゾット「RISOTTO AL PARMIGIANO E TARTUFO(V)」もこだわりの食材を使って作られたことがうかがえて、おいしく頂けました。揚げ物は2人で食べるには結構な量でしたが、タルタルソースがおいしくて、はまる味わいです。バンコクではトリュフブームが来ており、ポテトやラーメンにまで使われるほど。一方、わが家は二人共、バンコクでこれまで体験したトリュフフレーバーが結構苦手だったのですが、こちらのリゾットに使われているトリュフフレーバーはおいしく食べられました。
私たちが注文したお肉料理「FILETTO DI MANZO AL PEPE VERDE-200gr Wagyu A3 Beef Tenderloin in Green Peppercorn Sauce, Mashed Potatoes」は、見た目も焼き加減も素晴らしかったです。ステーキハウスなどと比べると、和牛を使っている分、お肉自体の満足感はあまりなく、値段的に高く感じるものでしたが、マッシュポテトがお好きな方は満足の一品になるのではないでしょうか。
パスタは、料理の注文をとりにきてくれたスタッフさんに人気だとおすすめされたものを注文しました。自家製エッグパスタのボロネーゼ「TAGLIATELLE ALLA BOLOGNESE」のみの注文だったので、それだけで全てのパスタを評価できませんが、日本人が求めるものとは少し異なる感じはありました。ただ、もちっとした触感のパスタで、悪くはなかったので、お好きな人は大好きな味わいかもしれません。
今回、うっかり、注文しそこねてしまいましたが、周りに運ばれてきていたサラダが大変おいしそうでした。
2人なら、2、3品で十分お腹一杯になる量のところ、うっかりたくさん頼みすぎて、お腹一杯になりました。お酒を飲んでいないのに、わが家にしてはかなり高くかかってしまいましたが、いずれの料理も、食べ応えがあり、最近のバンコクイタリアンと比較すると、高すぎることもない価格帯かな、と感じます。(ただし、料金に、税金とサービス料金がお会計時に加算されますので、お会計の段階で思っている以上に高く感じるかもしれません)。
実際に食事してみて、バンコクイタリアンの中ではかなりおいしいほうだと感じました。いずれの料理も、こだわって、丁寧に作られているのがうかがえて、Google mapの評価がいまいちなのが不思議でした。ちなみに、酷評している人に限って、写真の投稿がなかったので、本当に食事したのか、と思ってしまいます。
訪問時、イタリアンレストラン「Opera Italian Restaurant(オペラ・イタリアン・レストラン) 」のデザートメニューは6種類(上の写真の左)。
隣の隣の方がHappy Birthdayのお祝いをしてもらっており、そのケーキが赤くて丸くてかわいく見えたのですが、メニューになさそうだったので、お店の人に尋ねたら、Festive Seasonal Specialsという別のメニュー(上の写真の右)を持ってきてくれて、赤く見えたケーキは左下にある「Citrus & Co」というマンダリンオレンジを使用したスイーツだと教えてもらい、お店の人に、「Today is our wedding anniversary day. Could you decorate this one?(結婚記念日なのですが、デコレーションしてもらえますか?)」と英語でたずねてみると、「ケーキはどれを注文してもデコレーションできますが、こちらでよろしいですか?」そして、「何周年ですか?」とにこやかに英語で対応してくれました。
誕生日の人にはたくさんの人が来て、Happy Birthday Songが歌われており、私たちはどうなるかと思いましたが、男性と女性が二人できてくれ、「Happy anniversary」と言ってくれました。すかさず、写真撮影もお願いするつもりでしたが、ものすごい勢いで去って行ってしまいましたので、近くでカトラリーの整理をしていたスタッフさんに写真撮影をお願いしてしまいました。笑顔で対応してくださり、しかも、かなり暗い中、手の平で、スマフォを固定して、撮影してくれて、思い出の一枚になりました。業務以外のことまで頼んでしまい、申し訳なかったですが、ありがとうございました。
たまたまだとは思いますが、帰り、ツリーの前でクリスマスらしい写真を夫と撮ろうとしていたら、ケーキの注文をとってくれた若いスタッフさんが写真撮りますよ!と来てくれて、こちらも思い出に残るいい写真を撮ってくれました。ツリーのある付近は照明が明るめだったこともあるのか、顔がくっきりと映っていました。
いつも、オペラに、今回のようなスタッフさんがいるのか不明ですが、対応してくださったスタッフ皆さん、英語が通じますし、とても親切に笑顔で対応してくれて、Google mapの評価がいまいちなのが不思議なくらいでした。
以上、バンコク、スクンビット・ソイ39でリニューアルオープンしたイタリアンレストラン「Opera Italian Restaurant(オペラ・イタリアン・レストラン) 」についてでした。大人気イタリアンのようで、今はまだ、希望の日時にサクッとウォークイン(予約なし)で行きづらそうで、好き好き分かれるかもしれませんが、記念日のお祝いにもよいレストランではないでしょうか。参考になれば、幸いです。それでは、皆様、サワディーカー。