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台北から気軽に行けるノスタルジックタウン九份の魅力とおすすめ散策コース
2023.1.1
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九州ほどの大きさである台湾、航空機とホテルがついたお安いパック旅行で初めての台湾に参りました。台湾初心者の私は、現地ツアーも併用して回りました。
朝の7時50分発のLCCピーチ航空、まだ時間があるので24時間営業の「KIXエアポート カフェラウンジ NODOKA」で仮眠をとりました。当日の搭乗券とプライオリティパスや対象カードを提示すると無料、もしくはお安く利用できます。
対象カードを持っていなくても、利用料を支払えば入れます。
エアロプラザ2階にあり、ピーチ航空が離発着する第二ターミナルへは、連絡バスに乗る必要がありますので、余裕をもって出発しましょう。
KIXエアポート カフェラウンジ NODOKA
いよいよ台湾に向け出発です。
・龍山寺など、MRT(地下鉄)で行けるところは利用しましたが、バスが必要と思われるところは、ツアーに参加したので、時間の短縮にもなりました。・3日目の市内観光ツアーの時間設定は、中正記念堂での開門と衛兵交代式、忠烈祠で衛兵交代式が見れるよう上手く組まれています。・+ツアーの醍醐味は、バスガイドのお話です。徴兵制度のある台湾、バスガイドはすでに徴兵に行かれたお若い男性だったので、厳しい軍隊や衛兵の話、また総統選挙と今の若者の動向など、生の声をお聴きすることができ、台湾がより一層身近になります。
空港からホテルまで送迎してくださったガイドさんも行かれている、おすすめの台湾式マッサージ店、資格をもったプロのマッサージ師がしてくれます。今回は足裏マッサージを。まだ台湾の大地を踏みしめて間もないけど、30分間の足裏刺激で、足が軽くなり全身の疲れまで取れた感じです。
日本の有名人も通うお店だったようです。
鼎泰豊(ディンタイフォン)は、台北でもあちこちにお店はありますが、入ったのは三越百貨店・地下2階のお店です。かなり行列ができるので、時間の関係で、あらかじめツアー会社経由で予約しました。
お料理はどれもおいしく、日本にもお店はあるので食べたことはありますが、やはり本場の小籠包は皮が違うんでしょうか。
薄い皮にたっぷりのスープが、ぷるんぷるん、口の中にじゅわ〜とスープとお肉が広がります。
(食べたメニュー)
?小籠包?野菜と豚肉入り蒸し餃子?えびと豚肉入り蒸し餃子?魚蒸し餃子?えびと豚肉入り焼売?酸辣湯小)
?サンラータン(S)?ほうれん草炒め(S)?豚肉チャーハン(S)?あん入り小籠包
おいしくて大満足です。
ホテル周辺を散策して見つけた遼寧街夜市。メインは飲食で小型の夜市で、その多くが30年以上の老舗の飲食店だそうです。果物、水餃、台湾式居酒屋、担仔麺の他、さまざまな飲食店が並び活気があります。われら旅人の食べ歩きにも最適です。
午前中は、MRT(地下鉄)で龍山寺へ。あらかじめ、台北MRTの行き先アプリをダウンロードされるとよいでしょう。私は簡単に検索できる「乗換案内 台北」を使いました。券売機では日本語を選択できます。切符はプラスティックのコイン(ICトークン)が出てきて驚きますが、情報が埋め込まれている優れものです。
清時代の1738年 に創建された、台北で最も長い歴史のお寺でとても美しいです。台北最強のパワースポットと呼ばれています。もとも仏教寺でしたが、儒教や道教などと混じり合い、今では100以上の神々が祀られているそうです。ご本尊は、「観世音菩薩」だそうですが、道教の媽祖(航海の守護女神、天上聖母)や関聖帝君(関羽)また、良縁の神様・月下老人も祀られており、たくさんの人がそれぞれの想いや所作で拝礼されていました。
龍山寺をあとにし、バスツアーの集合場所へ向かいます。
「台湾のナイアガラ」ともいわれる台湾最大の滝で横にカーテンのように広がっています。虹も見えます。滝口には小さな魚もたくさん泳いでいます。
十份老街(レトロな街)は線路と並行しており、列車が軒先を通過する斬新な風景が楽しめる台湾で唯一の場所です。ランタンに願いごとを書き、店主がランタンの飛ばし方から記念撮影までしてくれます。
電車がお店や人の横をスレスレで通ります。迫力満点な駅路線です。
台湾・九份(きゅうふん)は人気ジブリ映画「千と千尋の神隠し」の舞台といわれ、夜になると赤いちょうちんに灯りがともり、幻想的な夜景が広がります。千と千尋の舞台と言われている阿妹茶楼(アーメイチャーロウ)、たくさんの観光客でにぎわっていました。
九份は海に面した山間の街です。石畳の道や狭く急な階段が多いので、履き慣れた歩きやすい靴を。この日は天候に恵まれましたが、雨が多いそうで、カッパ持参もいいかもしれません。
帰国日の午前中は、市内観光ツアーに参加しました。
日本統治後に台湾を統治した、蒋介石総統を記念して建てられた中正紀念堂。中正というのは蒋介石の字(あざな)で、亡くなった翌年、蒋介石90歳の誕生日である1976年10月31日に着工し、1980年、命日である4月5日に一般開放されたそうです。 台湾国民の寄付金で作られたとバスガイドさんは言っていました。蒋介石への思いが表れていますね。
9時の開門と衛兵交代式を見ることができました。
世界4大博物館のひとつで中国4000年の歴史を体感できる観光スポットでもあります。中国歴代皇帝の至宝を約2万点展示され、貴重な所蔵品が見れます。有名な「清 肉形石」や「清 翠玉白菜」は南の方に出張中。残念ながら見ることはできませんでしたが、中国4000年の歴史が蘇っている空間に圧倒されます。
次回はゆっくりと見学にこなければと心しました。ツアーの滞在時間では見終わりません。
軍人や国民的英雄を祭っている場所です。こちらでも衛兵の交代式を見ることができました。
帰国もLCCのピーチです。プライオリティパスを利用し、台北桃園国際空港のラウンジで最後の台湾料理と台湾ビールを楽しみました。
台北市内、町を歩くと、日本で見たことのある看板がたくさん並んでいます。また鼎泰豊(ディンタイフォン)が入る三越の地下売り場も、ほとんどど日本のお店のようだと感じます。
観光客は、韓国からが多く、空港で航空機の行き先表示板を見ても、それを実感します。
今回はツアーも併用して、少し速足で歩いた台北ですが、たくさん回れてよかったです。親切な台湾の方達にたくさん出会った旅です。
私のような台湾初心者の方の参考になれば幸いです。