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【サンフランシスコ】ヨセミテ・ファイアーフォール鑑賞ガイド

テッド@サンフランシスコ

テッド@サンフランシスコ

特派員

更新日
2024年2月24日
公開日
2024年2月24日
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ヨセミテ国立公園で2月中旬のみに見られるファイアーフォールを観に行ってきました。
鑑賞ガイドも最後に記載しています。

ElCapitanピクニックエリアから見上げたHorsetailFall

Firefallとは、ヨセミテ国立公園のEl Capitan岩壁に流れ落ちるHorsetail滝に、夕陽があたりに赤く輝く現象です。写真家のGalen Rowellが最初に撮影して有名になりました。最近はSNSで一躍有名になり異常に混雑するため、2024年は週末は入場制限が行われています。

2月15日のFirefall

ロッククライミングの聖地として有名な"El Capitan"の東側の岸壁にちょうど横から夕陽が差し込み、雪解け時に流れ落ちるHorsetail滝が赤く輝きます。日没の場所は日に日に移動しており、この時期はそれが岩壁に沿って射し込むことにより起こります。
Firefallが発生するにはこの条件が重なる必要があります。
(1)Horsetail滝の水があること。
(2)夕陽が雲に邪魔されず射し込むこと。
(3)夕陽が"El Capitan"の東の壁沿いに光が射し込むように沈むこと。

夕陽が射し込まないHorsetailFall

夕陽がひずむ直前に雲により射し込まないと、こんな感じになります。空の雲は赤くなっています。

2月22日17:27分のFirefall
  • 2月22日の日没は17:44。日没17分前の様子です。15日に比べて太陽が沈む位置が北に移動しているため、照らされた壁の面積が小さくなっています。
2月22日17:45分のFirefall

Horsetail滝は高所にあるため、ヨセミテ渓谷の日没時間を過ぎても赤く輝いていました。

Horsetail滝の鑑賞ガイド

入場チケットの購入

Horsetail滝を見る人が殺到し、違法な駐車や、川べりを崩してしまったりの弊害が発生したため、2024年は2月10日から2月25日までの週末は入場チケットの購入が必要になっています。
チケットはRecreation.govのサイトから購入が可能です。
この時期は、たとえFirefallを観なくても、入場チケットが必要ですので注意してください。

鑑賞場所

  • Horsetail滝(Firafall)の鑑賞は、El Capitanのすぐ下にある、El Capitan Picnic Areaがおすすめです。滝に近いため、スマホでも十分撮影が可能です。無料シャトルの停留所もあり、トイレもあります。
  • Picnic aretaは比較的広くて、鑑賞場所探しに苦労することはないとおもいます。もちろんいい場所は早く確保されるのでご注意ください。
  • El Capitan北東の道路沿い。身障者専用の駐車場の反対側(Merced川側)で樹木などに邪魔されずにHorsetail滝が見える所が見つかればそちらからでも大丈夫です。滝から離れるので望遠レンズの使用がおすすめです。
  • 公園の禁止事項には違反しないようマナーを守って楽しんでください。

鑑賞場所への移動

  • 公園局のおすすめは、Yosemite Valley Lodgeの駐車場に車を止めて、Picnic areaまで徒歩での移動です。30分ほどかかります。無料シャトルを利用することもできますが、運行頻度にも注意しましょう。
  • 戻りはシャトルに乗って、Fourmile Trailhedで下車して、Swinging Bridge経由で戻ると15分ほどでYosemite Valley Lodgeに戻れます。雪があると橋の上は滑りやすいので注意しましょう。
  • El Capitan Meadow脇の路肩の駐車スペースに駐車して歩く事も可能です。25分~35分ほどです。駐車スペースが少ないので、早めに行かないとより離れた場所になるのでご注意ください。道路にはみ出すなど違法駐車は厳しく取り締まられます。(罰金280ドル)

鑑賞の服装など

  • 駐車場の確保や、鑑賞場所の確保のために2時間ぐらい前には到着するのをおすすめします。長時間待つので、折り畳みキャンプ椅子があると便利です。
  • 陽が沈むと急に寒くなるのであたたかい服装で行きましょう。
  • 戻りは日没後の暗い道なので、ヘッドライトをお忘れなく。
  • 携帯はアンテナが1本立ちますが、データ速度が極めて遅いです。バッテリーにも注意してください。
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