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サンフランシスコ観光アトラクションにウエイモ(WAYMO)?

美丸(Mimaru)

美丸(Mimaru)

アメリカ・カリフォルニア州特派員

更新日
2024年3月17日
公開日
2024年3月17日
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先日、サンフランシスコ観光の調査をしました。市内の観光名所はどこか? おすすめアクティビティはどんなことか? と在住者何人か聞いてみたのですが、名所はやはりゴールデンゲートブリッジやフィッシャーマンズワーフとアメリカを代表する観光地でした。おすすめアクティビティに”無人タクシー(ロボタクシー)”を挙げたい人がいまして、現在サンフランシスコとフェニックスにしか運行していないので、移動手段よりアトラクション的に乗ってみたいという理由でした。今回は、ひょんなことで乗ることができた無人タクシーの感想です。

無人タクシー「ウエイモ」

ようやく招待コードがきて乗れるようになったERKさんと一緒に、Google傘下のウエイモ(WAYMO)に乗ってみました。今回ふたりで別会社のロボタクシー(現在は運行停止)と比較しながら15分ほど体験的乗車。確かにアトラクションですね。

スタートボタン

ERKさんがアプリで呼んだ車両が5分ほどで到着。大体10分以内で来るようです。ハザード点滅させながらゆっくり近づいてきて停車。ERKさんのスマホを近づけると後部座席のドアロックが解除され乗車。運転手さんはいないから挨拶もいらない。でもふたりして「こんばんわぁっ」と空の運転席に向かって言っちゃいました(笑)
運転席との間にあるモニター「START RIDE」をタッチ。おっと、その前にシートベルトしないと動かない。乗客は4人までです。

シートベルト着用を感知したら、音声ガイドもなく静かに運転開始。ふたりして「出発進行!」を叫ぶ。モニターには経路と目的地到着時間が表示されています。勝手に動画や写真を撮ったり、好き勝手に感想言い合っている間に目的地到着でした。もちろん、ありがとうと言われることもなく、私だけ下車し、お別れしました。

実はその後、ERKさんにハプニングが。降車場所を2ヵ所入力したのですが、なんとウエイモは、最初に止まったら車両を呼ばないといけなかったそうです。これでは2ストップの意味はないのではないかしら……(すでに改良されている可能性は大ですが)。幸いにも、10分以内に次の車両が来たとのことで、知らなかったとはいえ申し訳ない気持ちでした。ちなみに料金はライドシェアと同じくらいです。

表示はシンプルで理解しやすい

乗って感じたのが、
・モニターの説明がシンプルで理解しやすい。
・どこ走ってるかマップで可視化してくれるの夜でも安心。
・高級車”ジャガー(Jaguar)”だけあって気分は高揚。

「まもなく到着!お疲れ様でした」なんて言ってくれたらうれしいな。

有人タクシーやライドシェアのドライバーさんと話すのも億劫だなぁと思うこともありますが、そんな気遣いもないロボタクシー・ウエイモでした。

WaymoWEBサイト:https://waymo.com

Amazonの傘下Zoox

こちらは、Amazonの傘下ズーク(Zoox)頭の上にクルクル回る突起物がない分デザインはスッキリしている
Zoox:https://zoox.com

有人タクシー

さて、自動運転ロボタクシーのよさや便利さはいうまでもありませんが、有人タクシーのいいところもあります。今年の旧正月(2月10日)チャイナタウンを走行中のウエイモを停止させ、車内に花火を投げ込み炎上させたニュースがありました。人は乗っておらず、最悪の事態は免れました。私はSNSで知ったのですが、サンフランシスコを知っているドライバーは旧正月のチャイナタウンは、お祭り騒ぎで人も多くパプニングも起こりやすい環境になるので、避けて通る経路です。しかし、ウエイモの最もいい経路は、在住者は通らない道を通行して、被害に遭ってしまいました。

想定外のトラブルに対しては、やはり人間の判断は重要とチャイナタウンの事件で思い知った次第です。

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