キーワードで検索
モントリオールからボンジュ~ル!
皆さんこんにちは。モントリオール在住、カナダ特派員のNAMIです。
モントリオールは春真っ盛り!
夜間はまだ肌寒い日もありますが、木々も芽吹き、花もあちらこちらで開花し、モントリオーラーの心も軽くなってきました。
そうなると、庭のある家やバルコニーに花を植えたり飾ったりする人たちが増えてきます。
モントリールには北のジョンタロン市場、南のアットウォーター市場、そして東のメゾヌーブ市場と言われる三大市場があります。
三大市場ではこの時期になると、果物や野菜の他に花やハーブを売るキオスクが並び始めます。
ミントやバジルはもちろんのこと、日本人が大好きで在住日本人に大人気の青しそや赤しそも買うことが出来ます。
アットウォーター市場は、モントリオール市の南西にある公共市場で1933 年にオープンしました。
ジョンタロン市場、モンロワイヤル山の展望台にあるシャレーやビーバーレイクと同様、世界恐慌後の失業者の雇用対策の一環としてつくられた市場です。
「アットウォーター」というと、地下鉄グリーンラインのアットウォーター駅を思い浮かべますが、この市場は、地下鉄アットウォーター駅ではなく、オレンジラインとグリーンラインが交わる「Lionel-Groulx(リオネル・グルー)」駅にあります。
アットウォーター駅にないのに何故「アットウォーター」という名前がついたのかと言うと、サントアントワーヌ地区の市議会議員でもあったエドウィン アトウォーター氏にちなんで付けられたアットウォーター通り沿いにあるからです。
この市場にはイースタンタウンシップスと呼ばれるモントリオールの南岸で採れた野菜や果物などが売られています。
春から夏にかけて花やハーブを買ってガーデニングを楽しむ市民やすぐ裏手にあるラシン運河のほとりをのんびり散歩したりサイクリングする人々、秋は感謝祭やハロウィーンの飾りつけ、冬はクリスマスの飾りつけが売られているので、1年を通して賑わっています。
前置きが長くなってしまいましたが本日ご紹介するのは、アットウォーター市場にあり、青しそが購入出来るお店「Aux Trouvailles Gourmandes de Fanny(オ・トゥルヴァイユ・グルマンド・ドゥ・ファニー)」です。
こちら、モントリオールの南にある St-Michel de Napierville(サン・ミッシェル・ドゥ・ナピエールヴィル)という、人口3521人(2021年現在)の小さな町でつくられた野菜やハーブなどを売っているお店で、地下鉄リオネル・グルーから来ると、市場に入ってすぐ右側にあるお店です。
こちらのお店に在住日本人の人が求める青しそと赤しそが売っているのです。
毎年ちりめん青しそ、表が青くて裏が赤い青赤裏しそ、そして赤しそを販売しています。
今年は4月に雪が降ったせいか、苗がまだ弱いと言う事で、先週(5月初め)は青しそは店頭には並んでいませんでした。
まさに今週末から売り出しを始めるという事です。
お店の名前にもなっているFannyさんが「夏中売っているので、慌てないで買いに来てくださいね」とおっしゃっていました。
取材した日はお店を入って右奥の中段にありましたが、置いてある場所が変わる可能性もありますので、青しそ「Shiso vert(仏語:シソ・ヴェー)又は英語でGreen Shiso」はありますか?と尋ねてみて下さいね。
本日は、ダウンタウンの南にあるアットウォーター市場と、青しそが購入出来るお店「Aux Trouvailles Gourmandes de Fanny(オ・トゥルヴァイユ・グルマンド・ドゥ・ファニー)」をご紹介しました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
À très bientôt(また近いうちにお会いしましょう)