キーワードで検索
海上保安大学校練習船「こじま(PL21)」先月22日広島県呉港を出航し、5月8日(現地時間)朝8時最初の寄港地サンフランシスコ港ピア30/32に到着しました。
今年の接岸は例年より遅いらしいと話があり、ゆっくりピア30/32に向かったのですが、到着した9時には既に接岸していて、上陸用の階段の設置作業をしていました(いつもより早い?!)。
お留守番をされているお父さん、お母さん、ご家族の皆さん、「こじま」は無事サンフランシスコに着いています!
この春、海上保安大学校を卒業した学生さん36名、すでに現場に出ていて実習生として乗船している6名と乗組員合わせて85名元気にしています。2週間ぶりの陸地だとしばらくは船上にいるような揺れた感じが残ってるそうです(ランニングマシーンの後みたいになる)。
今年は遠洋実習では初めて女性の医務官が着任しており、先生曰く「いわゆる保健室の先生です」と穏やかな笑みで話してくださいました。とにかく全員無事にサンフランシスコに着いて安心だそうです(そーですよねお気持ちよく分かります)。基本的には穏やかな航海だったそうですが、昨日は3〜4mの波の高さで、点滴台、医療器具がかなり散乱してしまったそうです。なんでもでっかい冷蔵庫まで動いていたらしく…この後お片づけが待っているそうです。
実習生が降りてきて、歓迎のセレモニーです。在サンフランシスコ領事館の方、USコーストガードのキャプテン、慈恵会の方、日米会方々…ので迎えと桜祭りのクイーンの花束贈呈やヨサコイのパフォーマンスでセレモニーを盛り上げていました。英語のスピーチも軽いジョークから始まり堅苦しくなくなってきた気がします(岸田総理のスピーチを思い出します)。立派な制服姿で惚れ惚れしてしまいますが、お話しすると、まだまだあどけなさたっぷりの士官候補生たちでした(微笑)
今年は停泊日数に余裕があるので、くぐってきたゴールデンゲートブリッジに行ってみたいと楽しそうに話す乗組員さん。今日はこれから暖かくなって街歩きには気持ちがいいと思います。
出航は5月14日。束の間の陸地を楽しんでくださいね。